スポーツ

打てないドロ沼!西武ライオンズ「外国人が役立たず」「低打率の源田壮亮が中心」「若手伸びず」の三重苦

 1点が遠い。西武ライオンズが打線不発で最下位に沈んでいる。4月21日の楽天戦は高橋光成が7回1失点に抑えたが、打線が0得点で完封負けを喫した。チーム打率はわずか2割1分4厘。これではなかなか勝てない。スポーツジャーナリストが分析する。

「足を使うチームスタイルですが、攻撃のバリエーションが少なく、作戦がうまくいっていません。打てないのですから、松井稼頭央監督と平石洋介ヘッド兼打撃戦略コーチが積極的に動くべき。高橋や今井達也、隅田知一郎、平良海馬ら投手陣が揃っているので、得点できれば上昇していくはずですが」

 メジャーリーグ通算114発の大物外国人アギラーは期待外れ。もうひとりの長距離砲コルデロも「打てない、守れない」で2軍に落ちた。スポーツジャーナリストが続ける。

「外国人が役に立たない以上、オール日本人で戦わなければいけないのですが、主力の気配がよくありません。キャプテンの源田壮亮は2022年に超異例の年俸3億円、総額15億円プラス出来高の5年契約を結びましたが、打率は2割5分以下で、金額に見合った働きができているとは言い難い。最近では、伝統芸の守備でも衰えが出てきています。球団からすれば契約がまだ3年以上あり、不良債権になりつつあるようでは困る。脇役の源田がチームの要になっている時点で、厳しいですね」

 若手の成長が見込めず、若林楽人や長谷川信哉、岸潤一郎、佐藤龍世、児玉亮涼もパッとしない。結局、いつまで経っても栗山巧や中村剛也に依存しないといけないのだろうが、栗山は打率1割5分で4月21日に登録抹消。2軍で調整中だ。

 弱小獅子打線に、はたして明るい未来はやってくるか。

(渡辺優)

カテゴリー: スポーツ   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
2軍でもダメ…巨人・リチャードの打撃はどこが問題か?デーブ大久保の「ワンレッグ・ステップ」分析
2
巨人・甲斐拓也「自信満々の交流戦データ」がまるで役立たず…1イニング複数失点の「起用問題」
3
阪神・佐藤輝明の「ホームラン確信歩き」よりも問題視されていた「あの行為」
4
「3Aで戦力外」藤浪晋太郎に日本ハム・新庄剛志監督「俺のところに来たら化ける」再生プランの本気度
5
朝日新聞も把握できない国民民主党「山尾ショック」ダメージと「都議選の票」の関係