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【悲願構想】巨人「築地ドーム球場建設」2034年に本拠地移転でついに「松井秀喜監督」を誕生させる

 読売ジャイアンツの新本拠地構想が現実のものとなってきた。東京都中央区の旧築地市場跡地の計画案が発表されたのだ。それによれば、約19ヘクタールのエリア内に、ドーム型の全天候スタジアムを建設する。巨人の親会社、読売新聞社が事業予定者に入っており、所有が見込まれている。

 巨人のホームスタジアム、東京ドームは1988年に開場してから40年近くが経過して老朽化。各方面から移転を要請されている状況だ。読売グループ関係者が語る。

「巨人は東京ドームと賃貸契約を結び、試合のたびに借りています。その賃料は1年で25億円。さらに広告収入やドーム内の飲食収入も、ドームサイドに一定のパーセンテージ支払う契約を結んでいる。これらが足枷となっています。テレビ放映権収入が減少している巨人にとって、自前のスタジアムを持つことが安定した球団経営につながります。2034年の球団創設100周年に合わせて球場を移転させ、監督に松井秀喜氏を招聘する構想です」

 DeNAや日本ハムはいち早くスタジアム運営に乗り出し、成功を収めている。

「一部では甲子園球場のように観戦しやすい、野球に特化した特別施設にしてほしいという意見もありますが、数少ない都心の一等地。プロ野球だけでなく、サッカーやラグビーの試合も想定しています。席が可動式でミュージックコンサートも開催できるよう、最新の音響設備も配備するといいます。客を押し込む東京ドームのように、席幅が狭くゆとりのない設計にならなければいいのですが」(経済ジャーナリスト)

 東京ドームよりアクセス面では劣っているが、こちらは解消する。経済ジャーナリストが続ける。

「汐留や新橋からスタジアムに来場できるように、遊歩道やデッキを大幅に建設する見込みです。汐留には巨人の重要パートナーの日本テレビもある。混雑防止と街の活性化につながりそうです」

 9000億円という事業費をかけて行われる一大プロジェクト。周辺事業区域も合わせて、どのように開発されるのか見ものである。

(田中晃)

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