芸能

「バス旅」のことは忘れてしまっても…蛭子能収「認知症」でも変わらない「ブラックエビス」

 認知症を患っても変わらない蛭子能収の「クズっぷり」に、胸を撫で下ろしたファンは多いようだ。太川陽介のYouTubeチャンネル「ルイルイチャンネル」で、バス旅コンビの2人が5年ぶりに再会する様子が公開された。

 前編が4月30日に配信され、5月7日に公開されたのは、その後編。前編では太川のことは覚えていたが、バス旅については思い出せず、言葉も少なめな蛭子だった。ところが後編では口もなめらかになり、爆笑ものの発言が飛び出した。

 蛭子はイラスト入りのメッセージカードを太川にプレゼント。「ありがとう」と感謝の言葉とともに、多くの人の顔が描かれたカードだった。この人たちが誰なのか太川に聞かれた蛭子は、

「僕をほめた人。でも、ほめてない人もいる」

 太川が「この中に僕はいないのか」と問えば、蛭子は苦笑い。

「いないんだ。あんたは違うだろ、みたいな笑いだったよね」

 太川の言葉に気まずいと思ったのか、蛭子は慌てて1人を指差して太川であると主張したが、なんとその人物は女性。

「それ、女性だよ。僕じゃないよ」

 とツッコまれる始末。バス旅では腹黒い言動や適当な発言をすることから「ブラックエビス」と呼ばれた蛭子だったが、それが健在であることを見せつけたのだった。

 散歩中、バスに乗ってどこかに行こうかと誘われても、すぐに否定するなど、蛭子らしさ全開だった。

 一方で、同席した女性記者の肌がキレイだとほめたり、太川に会えて嬉しいと涙を流すなど、これまでに見たことがない一面も。そんな蛭子を、テレビ誌記者はこう評する。

「結局、最後までバス旅のことは思い出せない様子でした。ただ、太川のことはよく覚えているようで、別れ際に何度も後ろを振り返り、名残惜しそうにしていた姿は、涙なしには見られませんでした」

 次は競艇に行こうと約束をした太川と蛭子。いつまでも蛭子らしい「クズ言動」を見せてほしいものだ。

(鈴木誠)

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