スポーツ
Posted on 2024年05月14日 17:59

巨人のベンチ裏「クローザー不在」を支えるキーマン「バルドナード」登板戦略

2024年05月14日 17:59

 1日で首位陥落である。5月12日のヤクルト戦を落としたことで、阿部巨人は2位に後退し、阪神が再び首位に返り咲いた。まだ順位のことを気にする時期ではない。しかし、その12日のゲームには「ヒミツ」が隠されていた。

「阿部慎之助監督はバルドナードを出場メンバーから外しました。前日、前々日に登板しているので、3連投は避けたい、と」(スポーツ紙記者)

 その配慮はさすがだが、バルドナードのいないブルペンメンバーで、阿部監督はどんな継投策をイメージしていたのだろうか。守護神・大勢の離脱後、チームが勢いを失わなかったのは、好調のバルドナードがいたからである。関係者の話を総合すると、9回は西舘勇陽を予定していたそうだ。

 西舘は開幕当初こそ好調だったが、4月26日のDeNA戦でプロ初失点を喫してからは、走者を背負う「綱渡り状態」が続いている。

「打順を見て、左バッターが並んでいたら、高梨雄平か大江竜聖に託す選択肢もあったようだ」(球団関係者)

 高梨も5月10、11日に登板している。10日は1/3回だが、「3連投になる」危険性があった。

 結局、12日に登板したリリーバーは井上温大、平内龍太、京本眞の3人。平内は今季初登板で、井上は4月29日以来、京本も5月6日の登板以降は間隔が空いていた。首位陥落したイヤな敗戦ゲームではあったが、結果的に登板過多のリリーバーを全員、休ませることができたようである。

「巨人の得点は岡本和真の一発だけでした。阪神もクリーンアップが揃って不振で、首位争いはどちらが早く打線を立て直すかにかかっています」(前出・スポーツ紙記者)

 翌5月13日、巨人は緊急獲得したエリエ・ヘルナンデスの入団会見を行った。10日の契約発表からすると、かなり早い来日である。チーム合流の時期は未定だが、「投」のキーマンがバルドナードなら、「打」はヘルナンデス…となりそうである。

(飯山満/スポーツライタ―)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月11日 12:00

    2028年のNHK大河ドラマが「ジョン万」であることが発表された。ジョン万次郎こと中濱万次郞の波乱に満ちた人生の物語で、NHKのサイトから一部抜粋すると「19世紀の日米と太平洋を舞台に、命がけのサバイバルの連続と遥かなる再会のロマンを描く。...

    記事全文を読む→
    エンタメ
    2026年04月16日 11:30

    昨年8月、栃木工場でミッドナイトパープルの最後の一台が、静かにラインを離れた。それがR35 GT-Rの終わりだった。そしてこの4月14日、日産のエスピノーサCEOが長期ビジョン発表会の場で、記者の質問に答えた。「GT-Rは出す」いつ、どんな...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月16日 15:00

    4月15日に等々力球場(神奈川県川崎市)で開催された東都大学野球2部リーグ・日本大学対拓殖大学2回戦。スタンドの大学関係者やファンの視線をひときわ集めていたのが、日大の7番ファーストでスタメン出場していた村上慶太である。今季からホワイトソッ...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/14発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク