スポーツ

好きなところに変化球!ドジャース・山本由伸に大谷翔平が教えた「寝る時間」の極意

「ボールをコントロールできるようになり、厳しいコースにバシバシと決まり始めましたね」

 これはようやくメジャー球に慣れてきたドジャース・山本由伸を評する、現地ジャーナリストの声である。

 5月21日のダイヤモンドバックス戦で9度目の先発マウンドに立つと、6回1/3、メジャー最多の100球を投げて7安打、8三振、1四死球、2失点で5勝目を挙げた。防御率は3.17まで良化している。

「開幕の頃は真ん中付近に集まっていましたが、メジャー球の質感に手がなじみ、今はスライダー、ツーシーム、スプリット、カーブといった変化球を好きなところに投げられ、キレが増しています。ダルビッシュ有のアドバイスを受けて高めのストレートの割合が上がり、幅広くストライクゾーンを使っています」(前出・現地ジャーナリスト)

 メジャー球とともに、移動距離が長いメジャーリーグ式の遠征を体が覚え、これにも慣れてきた。

「大谷翔平から睡眠の重要性を説かれ、寝る時間を早めています。もともと入眠が早く、明るいところや騒がしい場所でも眠れるので、寝つきには困ったことがないといいます。山本はクッションなどの睡眠グッズがなくても、飛行機で熟睡できる選手。そういったところも、メジャーに合っているのかもしれません」(前出・現地ジャーナリスト)

 6勝目へ、次は5月27日のレッズ戦に先発予定の山本。ピッチングの広がりと適応力で、このまま勝ち星を重ねていくことだろう。

(渡辺優)

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