スポーツ
Posted on 2024年06月05日 17:59

「内田篤人2世」か「スプリント王」か!森保ジャパンの〝がら空き〟右サイドバック争いに2人の推しメン

2024年06月05日 17:59

 2026年に開催されるサッカーの北中米W杯に向け、日本代表はアジア2次予選(6月6日ミャンマー戦、11日シリア戦)を戦っている。

 攻撃陣は久保建英や三笘薫を筆頭に、歴代最強クラスと言えるほどタレントが豊富だが、それでも生き残りをかけたし烈な争いが繰り広げられている。

 そんな中、サッカー関係者が「今、一番おもしろい」とひそかに注目しているのが、右サイドバックのポジション争いだ。

「第2次森保ジャパン」ではこれまで、オランダのAZアルクマールに所属する菅原由勢と、セレッソ大阪の毎熊晟矢がファーストチョイスだった。しかし、1月に開かれたAFCアジアカップカタール大会でともに散々な結果だったことは記憶に新しい。サッカー記者が振り返る。

「グループリーグの第1戦と第2戦は菅原を先発に起用しましたが、どこか試合に入りきれておらず、集中力を欠く緩慢なプレーを連発しました。それ以降は、3試合連続で毎熊が先発に起用されています。ところが毎熊は、ダイナミックな攻撃で存在感を発揮する一方で、日本が敗退した準々決勝のイラン戦ではフィジカルの弱さを露呈。特に空中戦で競り負ける場面が目立ち、森保監督を満足させる内容ではなかったと言えます」

 一転、レギュラーは白紙状態で混沌とする中、まさにチャンス到来とばかりにJリーグで強烈にアピールするのは、鹿島アントラーズの大卒ルーキー・濃野公人(のうの・きみと)だ。

 関西学院大学出身の濃野は、この名門クラブで大卒新人としては31年ぶりとなる開幕スタメンの座を奪うと、右サイドバックながらすでに5ゴールを記録中だ。チーム内では、FWの鈴木優磨とチャヴリッチに続く3位で、すでに重要な得点源として認知されている。スポーツ紙記者が驚きを隠さずに言う。

「高卒と大卒の違いはありますが、鹿島のレジェンドである『内田篤人2世』と呼ばれています。超攻撃的なサイドバックで、ゴール前にボールがこぼれたら、FWを追い越して濃野が顔を出している。本人も『点を取る部分は誰にも負けてはいけない』と、まるでストライカーのような発言をしていて、絶賛売り出し中というわけです。パリ五輪世代でサプライズ選出があるかもしれません」

 どうやら、飛び級で日本代表に推す声すら出ているようで、間違いなく目が離せない逸材だ。

 もう一人、「隠し玉」として注目なのが、FC東京の白井康介だ。大阪桐蔭高校時代に「浪速のロッベン」の異名で相手チームを震撼させた韋駄天は、JFLやJ2、J1のチームを渡り歩いた苦労人でもある。

 今年で三十路を迎えて、ふつうなら体力が落ちてきそうな年齢ではあるが、白井の成長曲線は下降どころか、むしろ覚醒しているという。前出のスポーツ紙記者が話す。

「圧巻のスプリント(全力疾走)が魅力で、試合90分間、誰よりも走り続けています。あまりに止まらないので、チーム内では『超白井』とイジられていますが、相手チームから見たら、手のつけられない厄介な存在でしょう。白井自身が遅咲きでの日本代表入りを目指していて、モチベーションが高い。競馬に例えるなら大穴ですが、選出されてもおかしくない結果を出しています」

 5月22日の「ルヴァンカップ」のサガン鳥栖戦で肉離れをしたのは痛かったが、戦線復帰するのは時間の問題だという。

 大型ルーキーと遅咲きのスプリント王の参戦で、激化する日本代表の右サイドバック争い。9月に始まるアジア最終予選に向けて、森保監督にとってうれしい悩みの種となってほしいところだ。

(風吹啓太)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/2/3発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク