スポーツ
Posted on 2024年06月10日 11:15

セ・パ交流戦で楽天が首位浮上!今江敏晃監督の打開策は「解説者の批判と苦言、どんどん下さい」

2024年06月10日 11:15

 セ・パ交流戦は4カードを終えて、首位に立ったのは東北楽天ゴールデンイーグルス。ペナントレース序盤戦はBクラスに沈み、一部コーチの1、2軍入れ替えがあるなど「ボロボロの状態」だった。楽天は指揮官に見切りをつけるのが早いため、一時期は今江敏晃監督の進退が懸念されたほど。しかし、交流戦突入後の好調ぶりは、その監督の手腕によるものだった。

「今江監督はテレビや新聞、ネットなどプロ野球関連のニュースをチェックしています。まあ、たいていの監督はチームの調子が悪い時は見ないものなんですが」(球団関係者)

 とりわけ連敗中は、プロ野球関連のニュースなど見たくないもの。当然ながら指揮官への批判は厳しくなるが、今江監督は違った。自身に対する苦言はもちろん、勝敗を分けたシーンの扱われ方、さらに野球解説者の批判コメントも聞き、打開策検討の参考にしてきた。

「小郷裕哉、村林一輝、辰己涼介の1・2・3番の打順は、プロ野球関連のニュースで批判された『打線のつながりのなさ』を聞き入れて、組み替えたものです」(前出・球団関係者)

 今江監督はグラウンドに下りてくる解説者に自ら歩み寄り、「どんどん言ってください」「勉強になります」と挨拶をしていたそうだ。東北メディア関係者が明かす。

「昨季、今江監督は2軍の打撃担当コーチでした。チームが低迷すると、途中で1軍担当に配置換え。チャンスで打順が回ってきた選手、代打起用された選手に近づき、狙い球や相手バッテリーのここまでの配球傾向を助言していました。そのアドバイスの的確さ、選手思いな姿勢が評価され、監督に抜擢されたのです」

 監督就任会見では、千葉ロッテ時代に薫陶を受けたボビー・バレンタイン元監督の采配を参考にしたい、と語っていた。バレンタイン元監督はアナリストのデータを重視し、毎日のように打順を大きく変えていた。

 ここまでの今江監督の采配を見ていると、我慢して選手を使い続けてきた印象が強い。だが、「アナリストのデータ」を「解説者の批評」に置き換えてみると、グラウンド外から打開策を見つける点では共通している。批判を批判と思わない度量の広さ。今江監督の謙虚さが、チームを蘇らせたのだろう。

(飯山満)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2013年11月26日 10:00

    11月8日、歌手・島倉千代子(享年75)が肝臓ガンで死去した。島倉といえば、演歌の王道を歩むように、その生き様は苦労の連続だった。中でも、莫大な借金返済で味わった地獄は理不尽極まりなかったようで──。島倉は、男を信じて手形の保証人となったせ...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年04月28日 16:30

    バナナマンの日村勇紀が当面の間休養に専念すると、所属事務所ホリプロコムの公式サイトで発表した。今年に入ってから体調を崩すことが多く、医療機関を受診した結果、休養が必要との判断に至ったのだという。「心身の回復を第一に、コンディションを整えなが...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年05月07日 06:30

    ゴールデンウィークが明けても再起の見通しが立たず、長すぎる空白期間を過ごしているのは、左内腹斜筋肉離れでリハビリ中のヤクルト・山田哲人内野手である。沖縄・浦添キャンプのシートノック中に脇腹の張りを訴え、戦線離脱。5月になっても打撃のひねり動...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/5/12発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク