芸能
Posted on 2015年02月14日 17:58

田中麗奈、TBS「美しき罠」は惨敗でも、BS「徒歩7分」は評価されている理由

2015年02月14日 17:58

20150214tanaka

 今期、田中麗奈が出演するドラマが女性たちの注目を集めている。

 もちろん、濃厚なベッドシーンを演じながら視聴率が5%を下回った「美しき罠~残花繚乱~」(TBS系)のことではない。もうひとつ、NHKのBSプレミアムで放送中の「徒歩7分」のほうだ。

「『彼氏なし、友達なし、仕事なし』の32歳・リカの淡々とした日常を描いた作品です。別れてから5年も経った元カレが忘れられずに家に押しかけたり、姉妹で誰のことだかわからない『昔のヨーロッパの王様』話を延々としていたり、第5話にいたってはトイレに閉じ込められているだけで1話分費やすという異色作です」(テレビ誌ライター)

 あまりにも淡々とした日常ぶりが逆にリアルだと、女性たちの心をじわじわとつかんでいるのだという。

「自分もただ会社に行って帰ってくるだけの繰り返しの日々。そこにむなしさや絶望感を感じることもあって、そういう気持ちをえぐるドラマだと思う」(29歳・IT)

「しつこいと思われていると薄々わかりながら、新しい恋人のできた元カレのところに行ってしまう切なさがたまらない」(31歳・アパレル)

「見ていて恥ずかしくなるくらいダメな女なんだけど、自分もそういうところあるかも……と思えてしまう。共感できる」(31歳・事務職)

 どうも女性たちは、自分の中の寂しさや「ダメっぷり」を掘り起こし向き合いながら、このドラマを見ている模様。ただ、見た後に気持ちが落ち込むようなドラマではないようだ。

「これを見ていると、みんな同じだ……と思って安心できるんです」(前出・29歳・IT)

「ダメな女でも、生きていると小さないいこと、楽しいことはたくさんあるよねと、少し勇気づけられます」(前出・31歳・事務職)

「おひとり様」という言葉がすっかり定着した今の時代。カラオケも牛丼も焼き肉も、ひとりで行けるという女性は珍しくなくなってきたものの、やはり心には誰もが孤独を抱えているのだろうか。

 そうした彼女たちの心に現実をつきつけつつも、それでもいいじゃない、と寄り添い励ましてくれるようなドラマ。それが「徒歩7分」なのかもしれない。

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