スポーツ
Posted on 2025年01月09日 17:59

流行語大賞ノミネート「ジャッカル」もダメ!ラグビー「8つの用語変更」が生む大混乱

2025年01月09日 17:59

 今後、「用語の改正」のよるラグビー人気の下降を憂う声が、早くも出始めている。スポーツ紙ラグビー担当記者は次のように話す。

「日本ラグビー協会が年明けになり、競技規則の改正を通達しました。トライ後のコンバージョンキック時間が90秒から60秒に短縮されるなど、7つの規則が対象です。そうなると2015年のラグビーワールドカップで有名になったFBの五郎丸歩がルーティンにしていたオケラポーズなども、時間がかかりすぎてダメになるかもしれません。しかし問題なのは、8つある用語の変更です」

 2019年に日本で行われたラグビーW杯で、日本は予選リーグを突破。ラグビーブームが巻き起こった。その人気は現在も続いており、日本代表の試合やリーグワン、早明戦、大学選手権など好カードのチケットを入手するためには、抽選を経なくてはならないほどになっている。

 それでも日本の場合、野球やサッカーに比べてマニアックなファンが多いのが実情だ。その現状について、ある大学ラグビー関係者は、

「ルールがわかりづらいのに加え、なじみのない用語が多いですからね。特に女性にとってはそうでしょう。最近になってやっと、口にする女性ファンが増えてきました。日本代表がここ2、3大会で奮闘して浸透してきたということでしょう。でもまだまだ、サッカー用語や野球用語ほどではないですね」

 今回、変更される8つの用語はというと、例えばボールを前方へ落とす反則の「ノックオン」は「ノックフォワード」となり、相手からボールを奪うプレーで、2019年大会でナンバー8・姫野和樹(トヨタ)の代名詞となった「ジャッカル」は「スティール」と呼ばれるようになる。あるいは「ゴールライン」などの名称も変更となる。

「新たにラグビー競技を観戦する人たちに、わかりやすく伝えるため」

 統括団体ワールドラグビー(WR)は昨年11月の理事会で、そうした理由で承認。世界的には今年1月1日以降の施行で、日本国内では4月1日からの施行となることが決まっている。WRの決定によるもので、日本だけ従来の用語を使用するわけにはいかないが、マスコミ関係者も困惑を隠さない。あるテレビ局関係者は、

「仕方がないことですが今後、変更になった用語をどう浸透させるのか、頭の痛い話です」

「第104回全国高校ラグビーフットボール大会」は神奈川の桐蔭学園の連覇で終わり、1月13日にはラグビーの聖地である東京・秩父宮ラグビー場で「第61回全国大学ラグビー選手権大会」の決勝戦が行われる。関東ラグビー対抗戦グループAで1位の早大と、同2位の帝京大が激突。冬の風物詩は最終局面を迎えるが、あの流行語対象にもノミネートされた「ジャッカル」が来季以降、聞かれなくなるのは寂しい話だ。

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年06月07日 08:45

    バラエティー番組でピン芸人の中山功太が告発した、サバンナ・高橋茂雄によるいじめ。まだ記憶に新しい騒動だが、高橋の謝罪に発展したこの一件には単純に語れない側面もあったようだ。周囲の芸人を巻き込んだ混乱の中でひとつ、際立つ動きがあった。仲裁役と...

    記事全文を読む→
    スポーツ
    2026年06月10日 11:00

    またもや、負のスパイラルの繰り返しである。楽天が6月10日、借金15の成績不振を理由に、三木肇監督の休養を発表した。10日の巨人戦から塩川達也ヘッドコーチが「監督代行」として指揮を執る。楽天の監督交代はもはや、お家芸だ。2005年に新規参入...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月10日 14:30

    局アナによる異例の公表が、大きな波紋を広げている。出演するラジオ番組で「結婚」について激白したのは、TBSの山本恵里伽アナウンサーだ。それは6月9日放送の「荻上チキ・Session」でのこと。山本アナは、法律婚ではなく事実婚を選んだと明かし...

    記事全文を読む→
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク