芸能

鈴木杏だけじゃない、「芸能界ピンチヒッター物語」(1)「高校教師」は桜井幸子じゃなかった!

20150317pinchhitter_a

 第3子を妊娠した広末涼子の辞退を受け、代役として鈴木杏がNHK大河「花燃ゆ」に出演。井上真央の最初の夫である東出昌大の愛妾となる芸妓を演じる。

 27歳の鈴木は、デビュー20年目にして初のNHK大河出演。「いつか大河ができる役者になりたいと思っていたので、素直にうれしい」と感激の言葉を口にした。

 代役といえば、過去には「西麻布の暴行事件」により、市川海老蔵が降板のペナルティを科せられた。この時は、代役の坂東玉三郎によって完売人気になるサプライズもあったが、芸能界には、そんな“ピンチヒッター”による悲喜劇が山ほどある。知られざる「代役ストーリー」をここに大公開しよう。

 93年に公開され、今年3月より再放送中の「高校教師」(TBS系)。「愛という名のもとに」や「ひとつ屋根の下」など、フジテレビで数々のヒット作を放った野島伸司が、初めてTBSで脚本を手がけた問題作だ。

 そのヒロイン・二宮繭といえば、もちろん桜井幸子。だが、最初に白羽の矢が立ったのは、別の女優だったという。

「真田広之演じる高校教師と恋に落ちる女子高生・繭役には、当初、観月ありさが予定されていました。ところが、シナリオには『実父との近親相姦シーン』などが描かれていたため、おそれをなしてキャンセル。代役には新人の桜井を立てたのですが、これが初回から大きな話題をさらい、最終回は視聴率33%のメガヒット。この好演で桜井は、以降も『人間・失格』や『未成年』など、野島ドラマで重要な役どころを任されました」(ドラマ関係者)

 ちなみに、繭の親友で教師役の京本政樹に犯され妊娠してしまう直子役を演じた持田真樹も、何人もの女優に断られ、ようやく決まったケースである。

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
3
これはアキレ返る!「水ダウ」手抜き企画は放送事故級の目に余るヒドさだった
4
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)
5
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか