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神宮球場が沸いたのは6月29日の試合前、スタメン発表時だった。「4番、サード佐藤輝明」。そうアナウンスされると、レフトスタンドに陣取った阪神ファンは一瞬の静寂の後に、大歓声で盛り上がった。
佐藤が三塁の守備に就くのは、5月24日の中日戦以来。外野、主にライトを守り、森下翔太がレフトに回るパターンが多かった。主砲の外野コンバートには賛否あるが、藤川球児監督は6月25日の時点で、レフト・森下、ライト・佐藤以外の布陣は「考えていない」と明言。と同時に「それが必要となれば、そうするかもしれない」と、佐藤を三塁に戻す可能性に含みを持たせていた。
リーグ戦が再開した6月27日のヤクルト戦では、佐藤はライトに入り、サードはヘルナンデスがスタメン出場。翌28日も同様だったが、ヘルナンデスは母国から来日して試合観戦していた家族が体調不良のため病院に。ヘルナンデス自身も途中交代して病院へ向かった。これが図らずも、佐藤をサードに戻すきっかけになった形だ。
レフトの守備に就いたのは前川右京。開幕時と同様、6番でスタメン復帰した前川の見せ場は、5回の第2打席だった。無死一塁の場面でヤクルト先発のアビラからセンター前にヒットを放ち、無死一・三塁とチャンスを広げると、大量得点のチャンスを切り開いたのだ。
藤川監督は「個人のことは選手に聞いて」と多くは語らなかったが、前川自身は、
「一度逃したチャンスだったんで、逃したらダメだなと思って。1本出たのはよかったですけど、やっぱり目立つような活躍をしないと、と思っていた。そういう面では足りなかった」
そう言って、気を引き締めたのである。
今後は佐藤が再びホットコーナーに戻るかもしれないが、レフトは前川や熊谷敬宥、豊田寛を調子によって併用することができる。前川が固定されるためには、安定した成績が必要となる。
なお、この日の2軍戦では石井大智が復帰登板。圧巻のイマキュレートイニング(三者連続3球三振)の離れ業で、順調な回復をアピールした。
欠けていた投打のピースが埋まれば、阪神にさらなる勢いがつきそうである。
(石見剣)
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