スポーツ
Posted on 2025年09月13日 13:00

【ローズS/セントライト記念の大ヒント】賞金不足でここを狙ってきた伏兵馬「本番レース」への本気度

2025年09月13日 13:00

 先週から始まったJRAの秋競馬。今週は東西で秋のクラシック戦線をニラんだ2つのトライアルレースが行われる。

 ひとつは10月19日のGⅠ・秋華賞(京都・芝2000メートル、3歳牝)へ向けた、GⅡ・ローズステークス(9月14日、阪神・芝1800メートル)。もうひとつは10月26日に行われるGⅠ・菊花賞(京都・芝3000メートル、3歳牡・牝)へ向けたGⅡ・セントライト記念(9月15日、中山・芝2200メートル)で、いずれも3着までの入線馬に「頂上決戦」への優先出走権が与えられる。

 ローズSやセントライト記念に限らず、トライアルレースで波乱の主役となってきたのは「現時点では賞金が足りず、ココを狙ってきた伏兵馬」だ。今回はそれぞれのレースから1頭ずつ、指名する。

 まずは日曜のローズSから。筆者がフルゲート18頭の中から熟慮の末に選び出したのは、タガノアビー(牝3)だ。これはGⅠ・オークス(東京・芝2400メートル)でカムニャック(牝3)の3着(0.2秒差)がある素質馬。カムニャックは今回、1番人気が予想されており、人気と能力を天秤にかければ、タガノアビーに食指が動くのは当然だろう。

 加えて今夏、長久手特別(牝馬2勝クラス、中京・芝2000メートル、2着)を叩いたローテーションにも、陣営の勝負度合いの高さが見てとれる。おそらく単勝オッズは10倍前後。穴馬とまでは言えないが、狙って面白いプチ伏兵馬である。

 一方、セントライト記念の激アツ厳選馬は、フィーリウス(牡3)だ。芝の中距離戦線(2000~2400メートル)でなかなか芽が出ず、ダート1800メートルの未勝利戦で初勝利を手にした馬ではあるが、距離を延ばした前々走の開成山特別(1勝クラス、福島・芝2600メートル)を勝ち上がって、ステイヤーとしての素質が一気に開花した感がある。

 今回は2200メートルへと距離は戻るが、中山の芝2200メートルは「3着2回」がある得意コース。開成山特別に続いて、前走の阿寒湖特別(2勝クラス、札幌・芝2600メートル、3着)を叩いたローテーションも申し分なく、大駆けの気配が漂う。

 おそらく単勝オッズは最低でも20~30倍。ココで菊花賞への優先出走権を手に入れることができれば、大一番での激走まで期待できる逸材とみている。

(日高次郎/競馬アナリスト)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年01月14日 07:30

    昨年あたりから平成レトロブームを追い風に、空前の「シール」ブームが続いている。かつては子供向け文具の定番だったシールだが、今や「大人が本気で集めるコレクターズアイテム」として存在感を放つ。1980年代から90年代を思わせる配色やモチーフ、ぷ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月19日 07:30

    鉄道などの公共交通機関で通勤する人が、乗車の際に使っている定期券。きっぷを毎回買うよりは当然ながらお得になっているのだが、合法的にもっと安く購入する方法があるのをご存じだろうか。それが「分割定期券」だ。これはA駅からC駅の通勤区間の定期券を...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    社会
    2026年01月22日 07:30

    今年も確定申告の季節がやってきた。「面倒だけど、去年と同じやり方で済ませればいい」と考える人は少なくないだろう。しかし、令和7年分(2025年分)の確定申告は、従来の感覚では対応しきれないものになっている。昨年からの税制の見直しにより、内容...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/1/27発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク