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記事全文を読む→【ローズS/セントライト記念の大ヒント】賞金不足でここを狙ってきた伏兵馬「本番レース」への本気度
先週から始まったJRAの秋競馬。今週は東西で秋のクラシック戦線をニラんだ2つのトライアルレースが行われる。
ひとつは10月19日のGⅠ・秋華賞(京都・芝2000メートル、3歳牝)へ向けた、GⅡ・ローズステークス(9月14日、阪神・芝1800メートル)。もうひとつは10月26日に行われるGⅠ・菊花賞(京都・芝3000メートル、3歳牡・牝)へ向けたGⅡ・セントライト記念(9月15日、中山・芝2200メートル)で、いずれも3着までの入線馬に「頂上決戦」への優先出走権が与えられる。
ローズSやセントライト記念に限らず、トライアルレースで波乱の主役となってきたのは「現時点では賞金が足りず、ココを狙ってきた伏兵馬」だ。今回はそれぞれのレースから1頭ずつ、指名する。
まずは日曜のローズSから。筆者がフルゲート18頭の中から熟慮の末に選び出したのは、タガノアビー(牝3)だ。これはGⅠ・オークス(東京・芝2400メートル)でカムニャック(牝3)の3着(0.2秒差)がある素質馬。カムニャックは今回、1番人気が予想されており、人気と能力を天秤にかければ、タガノアビーに食指が動くのは当然だろう。
加えて今夏、長久手特別(牝馬2勝クラス、中京・芝2000メートル、2着)を叩いたローテーションにも、陣営の勝負度合いの高さが見てとれる。おそらく単勝オッズは10倍前後。穴馬とまでは言えないが、狙って面白いプチ伏兵馬である。
一方、セントライト記念の激アツ厳選馬は、フィーリウス(牡3)だ。芝の中距離戦線(2000~2400メートル)でなかなか芽が出ず、ダート1800メートルの未勝利戦で初勝利を手にした馬ではあるが、距離を延ばした前々走の開成山特別(1勝クラス、福島・芝2600メートル)を勝ち上がって、ステイヤーとしての素質が一気に開花した感がある。
今回は2200メートルへと距離は戻るが、中山の芝2200メートルは「3着2回」がある得意コース。開成山特別に続いて、前走の阿寒湖特別(2勝クラス、札幌・芝2600メートル、3着)を叩いたローテーションも申し分なく、大駆けの気配が漂う。
おそらく単勝オッズは最低でも20~30倍。ココで菊花賞への優先出走権を手に入れることができれば、大一番での激走まで期待できる逸材とみている。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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