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記事全文を読む→巨人・田中将大「200勝」か「借金CSの汚名」か…最終戦先発にファン複雑
9月28日、神宮球場で行われたヤクルト対巨人戦は、延長12回の末、4-4で引き分けた。巨人は二度リードを許しながらも粘り強く追いつき執念を見せたが、最後まで勝ち切れなかった。同じ日に2位DeNAが勝利したため、巨人の3位が確定。クライマックスシリーズ(CS)第1ステージは10月11日から横浜スタジアムで行われ、敵地でDeNAとの短期決戦に臨むことになった。
試合後、杉内俊哉投手チーフコーチは「マー君で行きましょうかね」と語り、田中将大を中日とのシーズン最終戦(10月1日・東京ドーム)で先発させる方針を示した。阿部慎之助監督も「3位が確定したので、もう一度考え直します」と説明したが、この起用法にファンの間から複雑な声が上がった。
「3位が決まったから田中を出すなんて、戦力として計算していないのを公言しているようなもの」「消化試合扱いはマー君に失礼だ」と、ファンサイトには批判的なコメントが並んだ。そもそもチームとして200勝達成を優先するかのように田中を起用してきたことが、シーズンを通じて2位争いに水を差したのではないかという不満も根強い。
チーム成績は68勝69敗4分で勝率.496、借金1。残りの中日戦2試合で最低でも1勝1分以上を挙げなければ、借金を抱えたままCSに進むことになる。もし負け越しでの参戦となれば、21年以来4年ぶりの屈辱だ。そうした経緯があるだけに、最終戦での田中の先発が決まると「結局200勝のためにチームを犠牲にしている」との不信感がいっそう強まった。
功労者として敬意は払うべきだが、200勝のためだけに最終戦で投げさせる起用はファンにとって複雑だ。田中自身はどんな形であっても悲願を達成したいはずだが、本来であれば、優勝争いの中で節目を迎えるべきだった。
借金を抱えたままCSに突入するのか、それとも最後に意地を見せるのか。阿部監督の采配と田中のプライドが交差する最終戦は、巨人ファンにとって期待と不安が入り混じる一戦となる。
(ケン高田)
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