アストロズの今井達也がオープン戦2度目の先発マウンドに上がったのは3月6日だったが、2回被安打1四球3奪三振と好投した。「30球を投げて19球がストライク。制球力が高いという前評判の通りでした」(現地記者)同時に聞こえてきたのは「意外な評価...
記事全文を読む→【疑惑の舞台裏】「韓国は日本に勝ちを譲る」サッカーW杯予選で流れた「怪情報」と「問題の試合」
1997年のサッカー・フランスW杯アジア最終予選は、初出場を目指す日本にとって、ジェットコースターのような展開となった。
最終的に日本が出場することになったが、終盤で大きな決め手になったのが11月1日、韓国・ソウルで行われたアウェーの日本×韓国戦だった。日本は国立競技場で行われた直前のUAE戦で、痛恨の引き分け。結果、自力で第3代表決定戦出場の可能性がなくなった。
日本は韓国に敗れれば、W杯出場は絶望的となる。それまで日本がアウェーで韓国に勝ったのは1984年9月30日の日韓定期戦のみで、悲観的にならざるをえなかった。
試合前日、韓国のDFの要で洪明甫(当時はJリーグ平塚所属)は「日本戦は特別。精神武装して戦う」と力強く語った。洪は累積警告のため出場できなかったが、日本戦に向けてイレブンにゲキを飛ばしたわけだ。やはり韓国に勝つのは容易ではない…と痛感した。
そんな中、試合前日にある情報を耳にした。「韓国が勝ちを譲るということで話がついたようだ」というものだった。教えてくれたのは、親交のあるベテランのライター。ただの「怪情報」とは思えなかった。
この時点で、韓国はW杯出場を決めていた。そして当時、すでに4回のW杯出場経験があった。一方、日本はゼロ。第二次大戦後に開催された1950年のブラジルW杯以降、出場経験がない国がW杯開催国になったことはなかった。だからといって、2002年の日韓W杯に支障があるわけではない。
ただ、ここでW杯を逃すと「W杯出場経験のない国による初のW杯開催」という不名誉な歴史が刻まれる。
そうした背景があり、共催国の韓国が「勝ちを譲る」というのは、それなりに説得力があった。そこで、ソウルから親しいサッカー協会幹部に電話取材したが、
「いやあ、そんな話は聞いたことがないなぁ」
と、あっさり否定されてしまった。もしかしたら、もっと上のレベルで話し合ったのかもしれない、とも思ったが、結局は「怪情報」の域を出ることはなかった。
翌日、日本は満員の蚕室五輪競技場(ソウル)で韓国と相対した。そして日本が2-0で快勝。韓国にはいつものような、みなぎる闘志が感じられなかったが、それは「怪情報」を聞いた先入観からかもしれない。洪がいなかった影響も大きかっただろう。
試合後、洪がチームのふがいない戦いぶりに激怒し、なにやらわめき散らしていたのが印象に残っている。
その夜、2位のUAEがホームで最下位のウズベキスタンに、まさかの引き分け。これで日本は2位に浮上し、11月8日のカザフスタン戦に快勝すると、イランとのアジア第3代表決定戦に進出。11月16日の「ジョホールバルの歓喜」へとつながったのである。
(升田幸一)
アサ芸チョイス
最近のカルチャーシーンにドーンと鎮座するものに「昭和レトロ」がある。とりわけ主婦層の間では昭和歌謡や復刻家電、駄菓子風スイーツなどがSNSで大きな話題となり、「推し活」の一環としてグッズを集める動きが拡大している。しかし同じ「昭和回帰」でも...
記事全文を読む→例年よりも早い桜の便りが届いている、2026年の初春。東京では上野恩賜公園や代々木公園といった有名花見スポットは、記録的な円安で押し寄せたインバウンド客と、宴会制限が完全に撤廃された解放感に浸る日本人で、まさに足の踏み場もないカオス状態が予...
記事全文を読む→スマホの通知に追われる日常から、少し距離を置く。そんな「デジタルデトックス」では、若者が編み物や日記、フィルムカメラといったアナログ趣味にハマるケースが報告されているが、この流れは中年層にもじわじわと波及している。その背景にあるのは、仕事で...
記事全文を読む→
