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記事全文を読む→ソウルで日本人母子を襲った悲劇「焼酎を飲んで普通に車で帰る」という韓国「飲酒運転文化」の非常識
韓国の首都ソウルの東大門で、日本人親子が飲酒運転の車にひかれ、母親が亡くなる悲劇が起きた。11月2日の出来事だ。運転していた韓国籍の男性は、信号を無視して交差点に進入したとみられている。
警察の調べで、男性の体内からは免許取り消し基準を上回るアルコールが検出され、飲酒運転と危険運転致死傷の疑いで現行犯逮捕された。この事故は、韓国社会が長年抱える「飲酒運転文化」の根深さを改めて浮き彫りにした。
かつて韓国では「少しくらいなら大丈夫」という風潮が根強く、2000年代には交通事故の2割以上が飲酒絡みといわれた。しかし2018年、若者が飲酒運転の車にひかれて死亡した「ユン・チャンホ事件」を契機に社会的批判が高まり、翌年には「ユン・チャンホ法」が施行。血中アルコール濃度0.03%で免許停止という、日本と同等の厳罰化が進んだ。
それでも2024年の飲酒運転摘発は、約8~9万件。10年前の3分の1に減ったとはいえ、人口比では日本の約10倍であり、依然として多すぎる。背景には、仕事の延長として酒を酌み交わす「会食文化(フェシク)」が今も根強いことが挙げられる。韓国を旅行した30代の日本人女性が言う。
「現地の知人と夕食をした際、みんな普通に焼酎を飲んで、そのまま車で帰っていく人がいました。代行サービスを使う人もいるけれど、全員ではないのが驚きでしたね」
とはいえ、韓国では代行運転の普及率が高く、都市部ではスマホアプリで運転代行を呼べる環境が整っている。それでも事故がなくならないのは、一部に残る「飲酒運転は運が悪かっただけ」という古い意識を払拭しきれていないからだ。
今回のように外国人観光客が犠牲となるケースは、韓国社会に衝撃を与えている。飲酒運転ゼロを目指すには法律だけでなく「飲んだら運転しない」が常識になるまで、意識改革を徹底するほかない。この痛ましい事件をどう受け止め、行動を変えられるかが問われている。
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