スポーツ
Posted on 2025年12月26日 07:45

【ホープフルSの大ヒント】わずか数戦の着順では馬券が見えてこない「別のファクター」3つの好走例

2025年12月26日 07:45

 12月27日に行われるGⅠ・ホープフルステークス(中山・芝2000メートル、2歳牡馬・牝馬)は、出走各馬の馬柱に表示されている着順だけを見ていては、結論を得ることができないだろう。この点は2歳馬のGⅠレース全般に言えることだが、そもそもデビューからわずか数戦の戦績だけでは、馬券推理のためのデータ量が少なすぎるからだ。

 となれば、着順(戦績)からは見えてこない、別のファクターを探り出す必要がある。どのファクターを選び取るかは人それぞれだろうが、筆者が着目しているのは、過去10年におけるホープフルSの好走例から浮かび上がる、以下の3つだ。

 第1は出走各馬の「誕生月」である。過去10年の誕生月別成績を見ると、2023年1月生まれの馬は11頭出走して「1着3回、2着2回」と、抜群の好走率(勝率27.3%、連帯率45.5%)を弾き出している。一方、2~4月生まれは勝率も連帯率も大きく劣り、5月生まれに至っては13頭出走して、いずれも馬券圏外に敗退している。

 2歳馬にとって「早生まれか遅生まれか」は、現時点における成長度や完成度という点で、大きな差となって立ち現れてくる。したがって今年のホープフルSも、白羽の矢を立てるべきは早生まれの馬、中でも1月生まれの馬ということになってくるのだ。

 第2は「デビュー月」である。この点は第1の「誕生月」とリンクするファクターだが、ホープフルSがGⅠレースに昇格した2017年以降、優勝馬8頭のうち実に7頭が、夏競馬開催期間中にデビューを果たしている。
 逆に言えば、今年の9月以降(優勝馬8頭のうち1頭だけは9月の秋開催デビュー馬)、とりわけ10月以降にデビューした馬は、人気があっても疑ってかかる必要がある、ということになる。

 第3は「使い出しの距離」だ。ホープフルSはクラシック第1弾にあたるGⅠ・皐月賞(中山・芝2000メートル)に直結するレースであり、優勝馬も含めてデビュー戦から芝2000メートルを意識した中距離レースを使われた馬が、毎年のように好走している。
 今年はこの条件に該当する馬が数多く出走してきたが、さらに絞り込むとすれば、芝の1800メートルか2000メートルで新馬勝ちした馬ということになるだろうか。

 ホープフルSは順当な決着となることが多いが、人気薄の中で上記のファクターを満たす馬がいれば、馬券的にも面白いレースになるだろう。

(日高次郎/競馬アナリスト)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    芸能
    2026年04月08日 07:00

    40年の歴史に幕を下ろした「アッコにおまかせ!」(TBS系)の後継番組が始まったが、MCに上田晋也(くりぃむしちゅー)を据えての情報番組「上田晋也のサンデーQ」だと聞いた時、「今年の『24時間テレビ』(日本テレビ系)はどうなるんだろう」くら...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    スポーツ
    2026年04月09日 13:00

    4月8日のDeNA戦。それは延長10回のリリーフ登板ではあったものの、ようやくプロ8年目での初勝利だった。中日・根尾昂が投手に専念して、5年目で摑んだ白星である。根尾を祝福する声は多く聞かれたが、心配なのは「チームの悪い流れ」だ。この日の先...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    スポーツ
    2026年04月10日 07:00

    本拠地でのパイレーツ戦(日本時間4月11日)に今季3度目の先発登板が予定されている今永昇太の復活のカギは、球速アップだという。15勝した一昨年に比べ、昨年はシーズン後半に打ち込まれるシーンが続いた。そのことで契約の見直しがあり、一度はFAと...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/4/7発売
    ■550円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク