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記事全文を読む→【ホープフルSの大ヒント】わずか数戦の着順では馬券が見えてこない「別のファクター」3つの好走例
12月27日に行われるGⅠ・ホープフルステークス(中山・芝2000メートル、2歳牡馬・牝馬)は、出走各馬の馬柱に表示されている着順だけを見ていては、結論を得ることができないだろう。この点は2歳馬のGⅠレース全般に言えることだが、そもそもデビューからわずか数戦の戦績だけでは、馬券推理のためのデータ量が少なすぎるからだ。
となれば、着順(戦績)からは見えてこない、別のファクターを探り出す必要がある。どのファクターを選び取るかは人それぞれだろうが、筆者が着目しているのは、過去10年におけるホープフルSの好走例から浮かび上がる、以下の3つだ。
第1は出走各馬の「誕生月」である。過去10年の誕生月別成績を見ると、2023年1月生まれの馬は11頭出走して「1着3回、2着2回」と、抜群の好走率(勝率27.3%、連帯率45.5%)を弾き出している。一方、2~4月生まれは勝率も連帯率も大きく劣り、5月生まれに至っては13頭出走して、いずれも馬券圏外に敗退している。
2歳馬にとって「早生まれか遅生まれか」は、現時点における成長度や完成度という点で、大きな差となって立ち現れてくる。したがって今年のホープフルSも、白羽の矢を立てるべきは早生まれの馬、中でも1月生まれの馬ということになってくるのだ。
第2は「デビュー月」である。この点は第1の「誕生月」とリンクするファクターだが、ホープフルSがGⅠレースに昇格した2017年以降、優勝馬8頭のうち実に7頭が、夏競馬開催期間中にデビューを果たしている。
逆に言えば、今年の9月以降(優勝馬8頭のうち1頭だけは9月の秋開催デビュー馬)、とりわけ10月以降にデビューした馬は、人気があっても疑ってかかる必要がある、ということになる。
第3は「使い出しの距離」だ。ホープフルSはクラシック第1弾にあたるGⅠ・皐月賞(中山・芝2000メートル)に直結するレースであり、優勝馬も含めてデビュー戦から芝2000メートルを意識した中距離レースを使われた馬が、毎年のように好走している。
今年はこの条件に該当する馬が数多く出走してきたが、さらに絞り込むとすれば、芝の1800メートルか2000メートルで新馬勝ちした馬ということになるだろうか。
ホープフルSは順当な決着となることが多いが、人気薄の中で上記のファクターを満たす馬がいれば、馬券的にも面白いレースになるだろう。
(日高次郎/競馬アナリスト)
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