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記事全文を読む→則本昂大の「巨人FA移籍」で重大案件が!楽天は人的補償を求めても大損する「キツ~イ事情」
楽天イーグルスはどう出るのか、則本昂大のFA移籍には「興味深い案件」が秘められていた。則本のFA権行使は2回目、つまり楽天にとっては「1回目」とは同じ判断ができなくなっていたのだ。
「2025年は則本にとって、7年の複数年契約の最終年でした。2019年シーズン中に当時の3年契約を結び直しての7年への延長でしたが、いったんFA権を行使しての楽天残留だったんです」(地元スポーツメディア関係者)
1回目と2回目で大きく異なるのは、楽天が移籍先球団に要求できる内容だ。まず念頭に入れておかなければならないのが、則本の2025年の推定年俸が3億円であること。Aランク選手だから、1回目のFA行使であれば、「人的補償を求めても、3億円の50%」を則本獲得に成功した巨人サイドに求められた。人的補償ナシの場合は80%だった。
ところが2回目になると、その割合はガクンと落ちる。「人的補償ナシの場合は旧年俸の30%。人的補償アリでも25%」しか得られないのだ。1回目であれば、人的補償ナシなら2億4000万円。人的補償を求めても1億5000万円を得られた。
「楽天が支配下登録した選手数ですが、FA宣言したものの、まだ去就が決まっていない辰己涼介もいます。辰己を加えたら69人。支配化選手数は70人までなので、今回は人的補償を求めない、との見方がなされています」(前出・地元スポーツメディア関係者)
人的補償ナシだと、2億4000万円が9000万円まで激減した計算になる。人的補償アリでも7500万円だから今後、楽天は「9000万円」と「7500万円+選手」のどちらが良策かを考えなければならない。1500万円しか変わらないのであれば、将来性の高い若手選手をもらったほうがいかもしれない。ただ、繰り返しになるが、「人的補償アリ」なら、70人の支配下枠は全て埋まってしまう。
メジャーリーグではドジャースが、FA市場の目玉選手だったカイル・タッカーの獲得に成功した。ドジャースはほかにもFA選手を獲得しており、贅沢税の超過ペナルティーが重なって、2026年ドラフト会議の2位、3位、5位、6位の指名権を喪失した。ドジャースは「それでも獲る」と覚悟を決めたわけだが、楽天の戦力編成を任された石井一久GMはどう出るのか。辛い選択になりそうだ。
(飯山満/スポーツライター)
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