政治
Posted on 2026年02月11日 08:30

世界2位の保有量!中国・習近平が「金」の確保を急ぐ「深刻な経済破綻と不良債権2900兆円」の激ヤバ

2026年02月11日 08:30

 中国の不良債権危機が、一段と高まっている。それを裏付けるのが、米国債を売り、代わりに金(ゴールド)を買う中国の動きである。直近の金準備高は、中国政府が公表した量の2倍以上となる5500トンに達したと見込まれている。
 中国は習近平政権が3期目(2023年)を迎えてから米国債を売り、金準備高を拡大させ続けており、今や中国の金準備高は世界最大のアメリカの8000トンに次いでいるから驚きだ。

 もともと中国は米国債を保有して先進国からの信用を高め、外資を流入させて経済発展をさせる戦略をとってきた。それが変化したのが、習近平政権の誕生だった。米国債を買う流れがゴールド購入へと微妙に変化し、習近平政権3期目に突入した2023年から、明らかにエスカレートした。
 振り返ってみれば、その当時から中国経済の成長モデルが行き詰まり、停滞期に突入していたのだ。
 
 冒頭で、世界第2位の金を保有した中国が、不良債権国危機の証だと伝えた。その理由を説明しよう。
 中国の経済成長は改革開放以降、その原動力は不動産開発だった。地方政府はタダ同然の土地を売り、マンションは値上がりし続けるものだとして、14億の国民にマンション神話を信じ込ませた。
 ところが今や神話の崩壊により、庶民は資産減少で満身創痍。地方政府直轄の「影の金融機関」である「融資平台」が負債の元凶となり、地方政府の不良債権は2900兆円を超えたと推定されている。日本のバブル破綻で対処した金額が約100兆円だったことを思えば、習近平政権が破綻処理に踏み込めないことが理解できる。

 いずれにせよ、習近平政府が大胆に地方の不良債権を中華人民銀行に集約し、支える必要が出てくる。その過程で必ず、財政赤字が増大する。それによって人民元の発行、通貨(人民元)信認が問われる。
 その際、金は米国債のようにアメリカ政府によって資金の流れを把握されたり、経済制裁として凍結されたりすることはないので、外交で脅されることがない。

 繰り返すと、中国政府は不良債権処理に伴って手元資金を失った状態であり、アメリカ政府から圧力をかけられることを恐れ、金保有を急いでいるのだ。
 トランプ政権が中国への対決姿勢を緩めているのは、すでに中国経済が深刻なレベルにまで追い詰められているからに違いない。

(団勇人)

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