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記事全文を読む→武藤敬司の「スペースローリングエルボー」をメキシコのリングで実践した上白石萌音の「意外なレスリング力」驚きの行動
あくまでも個人的な意見だが、上白石萌音が不憫でならない。タレ目でちょっと下ぶくれなところや親しみやすい雰囲気、なにより真面目で読書家のところもあって、けっこう好きなのに。
NHK朝ドラ初出演の「カムカムエヴリバディ」では、3世代にわたる物語におけるヒロインのひとり「安子」を演じ、その演技力は高く評価された。物語終盤で再登場するも、老年期を演じたのが森山良子だったのは残念だった。
もっとも、実年齢は孫の「ひなた」を演じた川栄李奈より若いのだから、どんなに特殊メイクをしても、娘の「るい」(深津絵里)より老けては見えないだろうし、仕方のないことだろうが…。
そもそも芸能界に入るきっかけとなった第7回・東宝「シンデレラ」オーディションで審査員特別賞を受賞するも、「姉が受けるなら、私も受けてみようかな」という理由で出場した妹・萌歌の方が、その年のグランプリに輝くことになった。当人たちがどう思ってるかは知らないが、ちょっと複雑だ。
舞台「千と千尋の神隠しSpirited Away」では主人公の千尋を演じたのに、初演当時はダブルキャストの相方だった橋本環奈の方ばかりが話題になっていたように思う。
実力はある女優さんなのに、どうにも地味な印象がつきまとう。最近は「お茶のCMで、本木雅弘が言う『エビデンス』のイントネーションを修正する」くらいしかイメージがない。
そんな上白石萌音が、驚きの一面を見せてくれた。
それは2月11日放送の「世界くらべてみたら」(TBS系)でのこと。この番組で彼女はMCを担当しているのだが、今回は彼女が8歳からの3年間を過ごしたメキシコに、17年ぶりに降り立った。
まずは行きつけだったお店を訪れ、思い出の味であるタコスや、当時、父親がいつも美味しそうに飲んでいたというメキシコ流のビールを堪能。
続いてスタッフに連れてこられたのは、ルチャリブレ(メキシカンプロレス)の会場だった。しかし彼女は「暗い場所、人がたくさんいる場所、賑やかな場所、バイオレンス、苦手です」と言い、乗り気ではない様子。にもかかわらず、リングサイドで観戦した後、試合後のリングに上げられて、ルチャを体験させられる羽目に。
で、受け身の練習をさせられるのだが、なぜか思いのほか堂に入っている。それもそのはず、彼女は体操と陸上の経験があり、側転もできるとのこと。
これを聞いたコーチのレスラーが「スペースローリングエルボーをやってみようぜ!」と無茶ぶりするではないか。そう、武藤敬司の得意技で、コーナーに振った相手に向かって走り、途中で側転をし、その勢いのまま背面式エルボーを叩き込む、あの技だ。
「そんな無茶な!」と思ったが、過去にもこの番組でいろいろと無茶ぶりされた経験のある萌音はゴネもせずに、あっさりこれを受け入れる。で、数回の練習を経て、いざ実践。
残念ながら目測が合わず、相手のだいぶ前で着地してしまい、結果的にただのランニングエルボーを叩き込む形となってしまったけれど、「スペースローリングエルボー」を放った女優なんて、後にも先にも彼女だけのはず。
「スペースローリングエルボー、これからムカついた相手がいたらやります」
そう感想を述べた萌音。ぜひ一度、受けてみたいものだ。でもその後に、フェイスクラッシャーはしないでね。
(堀江南/テレビソムリエ)
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