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記事全文を読む→元公明党議員が「衝撃的なことばかり」と不満をブチまけた「高市答弁」の現場事情
伊佐進一衆院議員というと落選中、蝶ネクタイをトレードーマークにネット番組に出演し、そのわかりやすい説明が好評だった。2月の衆院選では、中道改革連合の比例近畿ブロック候補として返り咲いた。かつては公明党議員として与党の一員だったためか、戸惑うことが多いようだ。
〈いま国会は、ほんとうに衝撃的な事ばかりです〉
Xにそう書き込んでいる。
なにが「衝撃的」なのか。伊佐氏の指摘はこうだ。
〈(衆院)予算委の現場も、私たちは望んでいないのに全大臣が出席していて、事前に総理宛で質問を通告していても、なぜか大臣が答弁に立ちます。総理に質問できるのが、基本的質疑のはずなのに〉
そうした不満と同時に、
〈いろんな視点で、予算を議論しないと、独断で何でも好きなことができてしまいます。 国民生活に影響が無いよう、暫定予算も全面協力すると言ってたんですが、ダメみたいです〉
伊佐氏は東京大学工学部航空宇宙工学科を卒業し、科学技術庁(現・文部科学省)に入庁したエリート官僚だったが、2012年の衆院選で公明党から出馬し、初当選した。安倍晋三元首相率いる自民党とともに公明党が政権復帰した選挙であり、伊佐氏はこれまで与党経験しかなかった。
自民党と連立を組んでいた伊佐氏ならば、高市早苗首相が予算委員会の審議を負担に感じていることは知っているはず。閣僚たちは高市首相を助けるために閣僚席に陣取り、答弁しようとしていることぐらい、聡明な伊佐氏ならばわかるだろう。であれば「衝撃的」ではないはずだが……。
伊佐氏は落選中、なんとか注目を浴びようと蝶ネクタイ姿になったが、野党になって今度は「衝撃的」などという強い表現で再び……なのかもしれないが、同じことを繰り返すと相手にされなくなることをお忘れなく。
(田中紘二/政治ジャーナリスト)
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