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記事全文を読む→「イラン爆撃作戦」トランプが派遣した空母「トイレ9割使用不可」で乗組員4600人を襲った「45分待ち大行列」ガマン地獄
アメリカのトランプ大統領は今回のイラン爆撃、作戦名「壮絶な怒り作戦」の主力部隊として、2つの空母打撃群を中東地域に派遣した。
ひとつはオマーン沖のアラビア海に展開中の原子力空母「エイブラハム・リンカーン」を中核とする打撃群。もうひとつはイスラエル沖の東地中海に展開中の最新鋭原子力空母「ジェラルド・フォード」を中核とする打撃群である。
このうち約4600人の乗組員を乗せたジェラルド・フォードの艦内で「大異変」が起きている。米紙「ウォール・ストリート・ジャーナル」などが伝えたところによれば、艦内にあるトイレのおよそ9割が配管の詰まりや真空ポンプの故障などによって使用不能に陥り、トイレの前には「45分待ち」という長蛇の列ができたというのだ。一部報道では「使用できるトイレはわずか数基」との指摘が飛び出している。
最新鋭と評される原子力空母でなぜ、このようなオソマツな事態が生じたのか。実はジェラルド・フォードのトイレの建造にあたっては、あろうことか、コスト削減のためにクルーズ客船用の下水処理システムが転用されていたというのだ。
艦内に設置されているトイレは約650基とされるが、建造時のカネをケチったばっかりに、乗組員全員が便意や尿意を耐え忍ばなければならないハメに陥ったのである。
一部メディアの報道に対し、ジェラルド・フォードの艦長はトイレの詰まりが発生した事実を認めながらも「問題の影響と期間を最小限に抑えた」などと説明。
だが、トイレの稼働状況といえども、レッキとした軍事機密に属する。ましてや今は作戦遂行中の臨戦時であり、艦長の説明を額面通りに受け取ることはできないだろう。
それだけではない。ジェラルド・フォードは昨年6月の対ベネズエラ作戦から一度も米本土に戻ることなく、今回の中東派遣を含めて実に8カ月以上にも及ぶ異例の作戦展開を強いられている。最長でも6~7カ月とされる配備期間を大きく超える長期任務であり、兵士をはじめとする乗組員は、肉体的にも精神的にも追い詰められている。
トイレの故障に過酷な長期任務。ジェラルド・フォードの乗組員の不満と我慢が限界に近づきつつあることは、想像に難くない。
(石森巌/ジャーナリスト)
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