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記事全文を読む→韓国ソウル「カプセルホテル火災で日本人重体」が突きつける「格安宿泊」の死角!安さには「危険な理由」があった
韓国の首都ソウル中心部で3月14日夜、宿泊施設の一部として営業していたカプセルホテルで火災が発生し、日本人2人を含む外国人3人が搬送。うち50代の日本人女性が、意識不明の重体となった。現場は日本人観光客に人気の高い、明洞近くの繁華街エリア。ビルの一角を利用した簡易宿泊施設であり、旅行者の間に不安が広がっている。
近年のソウルはホテル代の高騰が続き、立地のいい一般ホテルは手が届きにくい価格帯になっている。その影響で、宿泊費を抑えられるカプセルホテルや小規模ゲストハウス、民泊を利用する日本人旅行者が増加。特に「寝るだけで十分」「中心部に安く泊まりたい」という層には、合理的な選択肢といえる。
しかし、こうした簡易宿泊施設の多くは、繁華街の雑居ビル内にあることが多い。下階が飲食店というケースは珍しくなく、厨房の火気や油煙ダクト、ガス設備など、火災リスクと隣り合わせの環境にある。さらに古い建物では防火区画が不十分な場合があり、出火時に煙や火が上階へ一気に回る危険性が高い。
加えて建物が密集する繁華街は路地が狭く、看板の乱立や複雑な配線が、延焼や消火活動の妨げになりやすい。カプセル型の構造は通路の狭さや換気の弱さから煙が滞留しやすく、とりわけ就寝中の深夜帯は避難が遅れがちだ。外国人客が多い施設では、言語の壁も避難誘導の課題となる。
全てのカプセルホテルが危険というわけではない。ただ、「安さ」には理由があるということだ。スプリンクラーの有無、非常口の数、24時間スタッフ常駐体制、建物の築年数、耐火基準…。価格だけでなく安全面の確認が、旅のリスクを大きく左右する時代なのである。
(旅羽翼)
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