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記事全文を読む→WBC後にキューバ音信不通でコンディション不明…モイネロ不在のソフトバンク開幕ローテでよぎる「昨年の開幕3連敗」悪夢
パ・リーグ3連覇に挑むソフトバンクのスタートダッシュに、暗雲が垂れこめてきた。ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)でキューバ代表として出場したリバン・モイネロのチーム合流が、大幅に遅れているからだ。WBC以降は一度しか連絡がつかず、小久保裕紀監督はヤキモキする状態が続いていた。どうやらキューバでは、アメリカによって石油供給網が遮断されたことで、大規模な停電が発生し、通信不良の状態にあったという。
なにしろモイネロは、昨年のパ・リーグのMVPで、チームの大黒柱。近日中に日本には来る予定だというが、すでにオープン戦は全日程がが終了している。
モイネロはWBCで2試合に登板し、7回1/3を投げて無失点と結果を残したが、最後に投げたのは3月12日のカナダ戦だ。その後のコンディションは不明で、いきなり開幕ローテに入れるのは難しいだろう。
実力的には疑問符のつけようがない投手だが、今年に入ってからは一度も、NPB球で実戦登板した試合がない。NPB球はWBC球よりもひと回り小さく、滑りづらい特徴がある。
もちろんチームのキャンプには一日も参加しておらず、さすがのモイネロも、感覚を取り戻すには多少の時間がかかるだろう。小久保監督は「全ては会ってからの話」と、これから状態を見極めるつもりである。
今季のソフトバンクは有原航平がFAで日本ハムに移籍し、先発ローテ再編を迫られている。そもそも昨年は、開幕カード3連敗を喫してスタートダッシュに失敗。その後も近藤健介、柳田悠岐、栗原陵矢ら主力打者を相次いで故障で欠き、一致時はBクラスに
沈んだ。最終的には12球団一といわれるブ厚い戦力を背景にリーグ優勝し、日本一にまで上り詰めたが…。
スポーツ紙遊軍記者は、
「今季は日本ハムの戦力がさらに充実しています。開幕の出遅れは致命傷になりかねない。モイネロ抜きの開幕ローテは、小久保監督も頭の痛いところですね」
王者の出遅れはペナントレースを面白くするだろうが、指揮官にとってはたまったものではない。
(阿部勝彦)
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