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記事全文を読む→セ・パ各球場は満員御礼でも「実は地盤沈下」している「チケットが売れても見かけだけ」という危機的予兆
ゴールデンウイークに入って連日、満員御礼の球場が多かったプロ野球。一方で、水面下では「地盤沈下」の予兆を摑んでいる関係者が多いという。連休最終日となった5月6日はセ・パ6試合全て、デーゲームでの開催となった。
セ・リーグ球団幹部が言う。
「子供を含めた家族連れは多いですが、中東情勢により遠出しない家が多くなったことで、近場のレジャーであるプロ野球観戦に行こうと。デーゲームにしているのは、酒類を含めた飲食の売り上げが多く見込めるから。パ・リーグのベルーナドーム、京セラドーム大阪は13時開始で試合を組み、他の4試合は14時開始。ですが、興行としては13時開始の方が、飲食の売り上げは良好とされます。ベルーナドームは近隣に買い物できる施設がないので、球団はウハウハだと思いますよ」
阪神が前売り段階で主催試合のチケットが即完売するなど、相変わらず大衆の娯楽として成立しているように見えるが、さるパ・リーグ球団の営業担当者は、
「見かけはいいけど、そうでもないですよ」
と苦笑いするのだ。
セ・リーグが後れをとっているのは明らか
そしてこの営業担当者が続けて言うには、
「どの球団も、新規のファン開拓については鈍っているから。今はファンクラブなどで属性を容易に取得できるので、リピーターが多数を占める状況をつぶさに把握できます。期待していた今春のWBC2連覇は、まさかのベスト8で終了。2023年の世界一の時は、侍ジャパンで戦った選手を見に行こうと、どの球場も観客動員数が一気に上がりましたが、今年はそんなこともない。人口減少も相まって、あと数年で徐々に右肩下がりになるのではないですか」
パ・リーグは複数球団による2004年の合併騒動を機にマーケティングを強化して、多角的な収益を得られるようテコ入れしたが、セ・リーグが後れを取っているのは明らかだ。目の前の観客動員数よりも、野球バブルが終わるまでの有効な対策が求められる。
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