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記事全文を読む→「トランプ×習近平」米中首脳会談後に「南北軍事境界線で電撃面会」の可能性が高まる「トランプ×金正恩」の会いたい事情
まもなく5月14日午前に、米中首脳会談が中国・北京で行われる。世界はコトの成りゆきを、固唾を飲んで見守っている。一方、その会談の陰でほぼ同時期に、もうひとつ世紀の会談が行われるのではないか、という情報が駆けめぐっている。それが米朝電撃会談だ。
昨年10月、韓国で開催されたAPECサミットで6年ぶりの米中首脳会談が行われた流れで、今回の米中会談が決まった。と同時にトランプ大統領の訪中に合わせ、米朝会談も行われる可能性が取り沙汰された。
とはいえ、その当時はおとぎ話程度。それがより現実味を帯びてきたのは金正恩総書記が今年2月、5年に一度開催される朝鮮労働党大会でこう言ったからだ。
「もしアメリカが北朝鮮敵対政策を撤回すれば、我々もアメリカと良好な関係を保てない理由はない」
トランプ大統領に、暗に会談を呼びかけるメッセージを発したのである。
「この異例のメッセージをトランプ大統領が拒否しなかったことから、世界は再び米朝会談に期待したのです」(外信部記者)
韓国の「聯合ニュース」では5月1日、朝鮮半島の専門家でアメリカのシンクタンク「戦略国際問題研究所」のビクター・チャ副所長が、米中会談後にトランプ大統領と金正恩総書記が電撃的に会う確率を「50%以上」と予測した。だが外交アナリストは、次のように話すのだ。
「今のところ、北京での電撃会談の可能性はほとんどなくなりました。それは飛行機嫌いの金総書記が、米中会談が間近になっても、列車で中国入りする様子がないためです。とはいえ、まだ電撃会談の可能性は消えていません。なぜなら双方には、それなりに会談する必要性があるからです」
アメリカにとって北朝鮮と会談し、距離を詰めておきたいのは、イラン問題だ。
「もし米朝会談が実現すれば、暗礁に乗り上げているイラン交渉に大きなプラスになる可能性があるからです」(前出・外交アナリスト)
頭から離れないのはハメネイ師の爆死とマドゥロ大統領の拘束事件
北朝鮮は1980年代から、イランと「反米同盟」で緊密な協力関係を維持している。特に核・ミサイル開発では、北朝鮮は旧ソ連のスカッドミサイル改良技術をイランに輸出。さらに核技術者を派遣して、連携を深めてきた。
そのため、今回のイラン戦争においては、イラン内部の主導権を握る革命防衛隊に、北朝鮮が大きな発言力をもたらしていると考えら
れている。その意味でも、アメリカは北朝鮮と会談したいのだ。
加速する北朝鮮の核開発に今、歯止めをかけないと、ミサイルはより精度を高め、完全にアメリカを射程に捉える危険性が増す。
そして、もうひとつ。トランプ大統領個人の問題として、3度目の米朝会談で世界平和を大きく前進させ、ノーベル平和賞を受賞したい思惑も動く。イラン戦争を仕掛け、世界を大混乱に陥らせている張本人ではあるが…。
一方の金総書記にしても、強気の対米姿勢は崩さないものの、頭から離れないのはイランのハメネイ師の爆死と、ベネズエラ・マドゥロ大統領の拘束だ。金総書記は彼らの二の舞を踏まず、かつ核開発を潰されないためにもどうしてもトランプ氏と会い、一定の安全の担保を得たい――。
では両者がいつ、どこで会うかだが、
「最も可能性があるのは米中会談後に、2019年6月30日の板門店会談が再現されるというもの。十分にありうる話だと思います」(前出・外交アナリスト)
韓国と北朝鮮の軍事境界線がある板門店で、両者は会っている。この時、トランプ大統領はアメリカの大統領として初めて、北朝鮮へ入っている。
さて、いったいどんな動きが見られるのか。
(田村建光)
アサ芸チョイス
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