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記事全文を読む→角川春樹「最後の総監督作品」を決意するまでの「変革」「薬物逮捕・失脚」「復活」の激動
これまで数々のヒット作を世に送り出した角川春樹氏が総監督を務める映画「星の教室」が2026年秋に公開されるが、主演は桜田ひよりだと発表された。
作家の高田郁氏による同名小説「星の教室」が原作。様々な事情で義務教育を終えられなかった大人たちが通う「夜間中学」を舞台に、人生につまずきながらも再び希望を見い出していく人々の姿を描く。そしてこれは、春樹氏が総監督を担う最後の作品になるという。
春樹氏は父・源義氏が創業した角川書店(現KADOKAWA)の社長時代、1976年公開の「犬神家の一族」をはじめ、「人間の証明」(77年)、「野性の証明」(78年)、「セーラー服と機関銃」(81年)、「蒲田行進曲」(82年)、「時をかける少女」(83年)、「天と地と」(90年)などのヒット作を次々と生み、「角川映画」というジャンルを形成。映画界に変革をもたらした。
さらに自ら発掘・育成した薬師丸ひろ子、原田知世を世に送り出し、2人とも主演作の主題歌がヒットするなどしてスターになると、現在まで女優・歌手として一線級で活躍し続けている。
春樹氏は1998年8月に薬物事件で逮捕され、社長を解任された。最高裁まで争ったものの、2000年に懲役4年の実刑判決を受けて収監。春樹氏の失脚により事実上、角川映画というジャンルはその歴史に幕を閉じた。
興収10億円を超えても赤字だった
出所後、春樹氏は新たな出版社である角川春樹事務所を設立。姉で作家の辺見じゅん氏の原作を映画化した「男たちの大和/YAMATO」の製作を手がけ、興収50億円超えのヒットを記録する。
勢いに乗った春樹氏は、2006年にはモンゴルの英雄チンギス・ハーンの生涯を描いた反町隆史主演の「蒼き狼~地果て海尽きるまで~」、2007年に織田裕二主演の時代劇映画「椿三十郎」を世に放つのだが…。
「どちらもヒットの基準となる興収10億円は超えましたが、『蒼き狼』は完全な赤字です。というのも、モンゴルでの大規模ロケを敢行したり、昔と同じ感覚でメディアミックスを行うなど、湯水のように宣伝費を使ってしまうから。今や春樹氏とタッグを組みたいという業界関係者はなかなかいません。そんな現状もあり、追いかけ続けた夢の続きに終止符を打つ決意をしたのでしょう」(映画関係者)
引き際はしっかりとわきまえていたようだ。
(高木光一)
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