スポーツ
Posted on 2026年06月08日 11:00

サッカーW杯開幕直前の大問題「サッカーファン入国不可」「FIFAチケット堂々転売」「取材パスが余った」

2026年06月08日 11:00

 サッカーW杯北中米大会が多くの火種を抱えたまま、開幕ウィーク(日本時間6月11日開幕)に入った。史上初の3カ国共催(アメリカ、カナダ、メキシコ)で、過去最多48カ国が出場する。

 アメリカは中東紛争の影響で、4大会連続出場を決めているイランに対し、チームスタッフへの入国ビザ発給を認めていない。イラン代表は当初、アメリカのアリゾナ州で合宿を張る予定だったが、メキシコ北西部のティフアナに変更を余儀なくされた。
「監督と選手は試合当日のみ、アメリカ入国を認められるという異常事態となっています」(サッカー担当記者)

 そればかりではない。イランだけではなく、20カ国以上のサッカーファンは、永住権がなければ「移民」という扱いで、アメリカ入国はアウト。
「試合会場で移民の逮捕者が出る可能性が十分ありえます」(現地記者)
 そのイランは6月7日(日本時間8日午前4時過ぎ)、イスラエルに向けてミサイルを発射したことが明らかに。4月8日の停戦以来、初めてだ。

 大きな懸念のひとつに、チケット問題もある。国際サッカー連盟(FIFA)は今大会から初めて、チケット販売状況によって価格を変動させる「ダイナミック・プライシング」(変動価格制)を導入。公式サイトを立ち上げて、転売を後押し。手数料15%がFIFAの懐に入ることに、大ブーイングが起きている。

 そのFIFAから日本サッカー協会(JFA)へ、初戦オランダ戦(日本時間6月15日早朝)に割り当てられたチケットは約500枚。価格は一律60ドル(約9397円)プラス手数料だった。このチケットはすでに完売しているが、FIFA公式の転売サイトでは最低価格1枚9万円台で堂々と販売されている。
 このサイトでは日本戦での人気はかなり高いが、価格が合わなかった場合は当日の空席が目立つ可能性がある。

前回カタール大会の2倍以上「1人200万円」の経費がかかる!?

 W杯強豪国では連日、多くの報道がされているが、日本から現地に向かっている取材団は、
「前回のカタール大会よりも2倍以上、1人200万円近い経費がかかる見込みです。取材を希望しながら断念したライターやジャーナリストは多いですね」(JFA関係者)

 また森保一監督によるメンバー発表会見では、外務省のスタッフが会見場に来て、取材先の注意喚起をしていた。取材パスは最終申請までに余った状況になり、
「JFAから『もう1人、増やせませんか』と依頼がきました」(出版関係者)
 というありさまだ。

 全ては32年ぶりのアメリカ開催が元凶となっているが、カナダやメキシコでも何かが起きても不思議ではない。

(小田龍司)

全文を読む
カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    スポーツ
    2026年05月18日 07:15

    スポーツの歴史にはしばしば、監督やコーチと選手の「師弟愛」がクローズアップされる。しかし、師が放ったひと言をきっかけに、長年培ってきた関係に終わりが告げられることに。それが2003年11月16日、名伯楽の小出義雄監督が「Qちゃん」こと高橋尚...

    記事全文を読む→
    芸能
    2026年06月07日 08:00

    ピン芸人の中山功太がバラエティー番組の収録中に語った「10年間ぐらいずっといじめられた先輩がいる」と告白してからしばらくが経つが、あの騒動が芸人の間で「ひとごとではない」として波紋が広がり続けているという。問題の「先輩」とされるサバンナ・高...

    記事全文を読む→
    女子アナ
    2026年06月04日 11:45

    元ウェザーニュースキャスターの檜山沙耶が、2026年7月31日正午をもってオフィシャルサイト「Hiyama Saya Official Site」を閉鎖すると発表した。有料会員は同時刻に自動退会となり、年額会員には残期間分が月割りで払い戻さ...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード

    人気記事

    1. 1
    2. 2
    3. 3
    4. 4
    5. 5
    6. 6
    7. 7
    8. 8
    9. 9
    10. 10
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/6/9発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク