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記事全文を読む→サッカーW杯開幕直前の大問題「サッカーファン入国不可」「FIFAチケット堂々転売」「取材パスが余った」
サッカーW杯北中米大会が多くの火種を抱えたまま、開幕ウィーク(日本時間6月11日開幕)に入った。史上初の3カ国共催(アメリカ、カナダ、メキシコ)で、過去最多48カ国が出場する。
アメリカは中東紛争の影響で、4大会連続出場を決めているイランに対し、チームスタッフへの入国ビザ発給を認めていない。イラン代表は当初、アメリカのアリゾナ州で合宿を張る予定だったが、メキシコ北西部のティフアナに変更を余儀なくされた。
「監督と選手は試合当日のみ、アメリカ入国を認められるという異常事態となっています」(サッカー担当記者)
そればかりではない。イランだけではなく、20カ国以上のサッカーファンは、永住権がなければ「移民」という扱いで、アメリカ入国はアウト。
「試合会場で移民の逮捕者が出る可能性が十分ありえます」(現地記者)
そのイランは6月7日(日本時間8日午前4時過ぎ)、イスラエルに向けてミサイルを発射したことが明らかに。4月8日の停戦以来、初めてだ。
大きな懸念のひとつに、チケット問題もある。国際サッカー連盟(FIFA)は今大会から初めて、チケット販売状況によって価格を変動させる「ダイナミック・プライシング」(変動価格制)を導入。公式サイトを立ち上げて、転売を後押し。手数料15%がFIFAの懐に入ることに、大ブーイングが起きている。
そのFIFAから日本サッカー協会(JFA)へ、初戦オランダ戦(日本時間6月15日早朝)に割り当てられたチケットは約500枚。価格は一律60ドル(約9397円)プラス手数料だった。このチケットはすでに完売しているが、FIFA公式の転売サイトでは最低価格1枚9万円台で堂々と販売されている。
このサイトでは日本戦での人気はかなり高いが、価格が合わなかった場合は当日の空席が目立つ可能性がある。
前回カタール大会の2倍以上「1人200万円」の経費がかかる!?
W杯強豪国では連日、多くの報道がされているが、日本から現地に向かっている取材団は、
「前回のカタール大会よりも2倍以上、1人200万円近い経費がかかる見込みです。取材を希望しながら断念したライターやジャーナリストは多いですね」(JFA関係者)
また森保一監督によるメンバー発表会見では、外務省のスタッフが会見場に来て、取材先の注意喚起をしていた。取材パスは最終申請までに余った状況になり、
「JFAから『もう1人、増やせませんか』と依頼がきました」(出版関係者)
というありさまだ。
全ては32年ぶりのアメリカ開催が元凶となっているが、カナダやメキシコでも何かが起きても不思議ではない。
(小田龍司)
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