政治
Posted on 2026年05月16日 10:03

トランプVS習近平「日本にとって本当に迷惑なのはどっちだ!?」(4)親中派の政治家は落選する…

2026年05月16日 10:03

 この事態に日本はどう向き合うべきか。

 五味氏は高市早苗政権の中国との関係の悪さを危惧する。

「日本の政治家の対中国のパイプは目詰まりを起こしています。かつては二階俊博氏のような親中派の政治家がいましたが、今は中国とのパイプがあることを表に出せない。選挙で致命的に票が取れないからです。中道の岡田克也氏は親中派であり、高市総理の反中答弁を引き出したりもしましたが、落選しました」

 日本には中国と対話できる政治家はいないのか。

「今の閣僚であれば、林芳正氏が中国との対話が可能と思われますが、表立った動きはできないでしょう。ただ、大使館員や武官として大使館に駐在している自衛官は敵対国であっても接触する慣習は保持しているものです。そこまでも目詰まりしていないことを期待したい」(五味氏)

 アメリカとの関係も、薄氷を踏むがごとき対応を迫られることだろう。

「同盟国ではあるが、トランプ大統領の方向性は予測不能。日本の存在感を意識させるには、アメリカに対して貢献している様子をアピールし続けるしかない」(外務省担当記者)

 南丘氏は、高関税問題への高市政権の対応には疑問が残るという。

「日本政府は25%アップという高関税に対しても、毅然とした態度を取れなかった。最終的に昨年9月税率は15%に引き下げられたが、トランプ関税前の税率(2.5%)を大きく上回っている。なぜそうなってしまったのか」

 トランプ氏と高市氏の関係性は、日本国内では好意的に報道された。だが、国際的には評価は分かれる。与党関係者が話す。

「今年3月のアメリカでの日米首脳会談の折には、会談終了後の夕食会ではしゃいでいるような高市総理を苦々しく見る自民党関係者が多かったのも事実ではありますが、高市総理の国内での人気は若い女性票の確保にもつながっているので、功罪相半ばするところ。しかしながら、台湾有事について中国を刺激するような発言など今後は避けてほしいのが本音です。むしろ不安材料が多い」

 さすがに高市総理も、手をこまねいているわけではないようだ。前述の米軍の配転や撤退説などを危惧した動きが予測される。

「韓国の李在明大統領も在韓米軍の配転で変わる東アジア情勢を危惧している。ドラム演奏で高市総理と息の合ったところをアピールしたのも、その表れ。高市総理もそれを十全に理解しており、韓国との関係構築に動くようだ。この5月中に訪韓して、対応策を話すのではとの情報もある」(与党関係者)

 いずれにしても、課題山積の内政より同盟国と隣国の迷惑な両雄に、われらが女性宰相が悩まされ続けることは間違いない。

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