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記事全文を読む→【サッカーW杯】日本代表「鬼門のチュニジア戦」のキーマンは「英語1000時間」でステップアップした菅原由勢
サッカー日本代表にとってW杯の2戦目こそが、鬼門中の鬼門だ。過去7大会でその戦績は1勝3分3敗。1勝は2002年の日韓大会(ロシア戦1-0)のものである。
前回2022年カタール大会では、初戦はドイツ代表に2-1と逆転勝ちして一気に波に乗ったと思われたが、コスタリカ代表の守備的戦術を打ち破れずに0-1で敗戦となった。
5大会連続出場の長友佑都(FC東京)が「もう一度、締めなきゃいけない」と選手ミーティングを敢行。4年前のコスタリカ戦を経験している冨安健洋も、
「オランダには勝っていないですけど、似たようなシュチュエーションですが、間違いなく前回の経験が生きてくる」
鬼門の2戦目を押し切るカギは「選手層の厚さ」だ。久保建英(レアルソシエダード)の負傷欠場は確かに一大事だが、同じ右サイドには堂安律(フランクフルト)、伊東純也(ゲンク)だけでなく、
「遠藤主将の代わりに招集したFWの町野修斗(ボルシアMG)もできます」(サッカーライター)
森保一監督は文字通り「泣いて馬謖を斬る」思いで遠藤外しを敢行したが、久保の負傷を「想定」していたかのような流れになっている。
もうひとり、右サイドの先発有力候補が、菅原由勢(ゆきなり/ブレーメン)だ。メンバー入りの落選ボーダーラインにいた菅原を、森保監督は選んでいる。
「右サイドの突破や推進力は、今のメンバーでトップクラスです」(元日本代表OB)
と評価が高いのだ。
森保監督が掲げてきたスローガンに合致する
J1名古屋時代には吉田麻也の「後輩」にあたる選手だが、守備面の軽さを指摘され、森保ジャパンの主力にはなることはできなかった。
このウィークポイントを補ったのが「英語力」だ。2020年に海外移籍した当初は持ち前のポジティプ思考で「笑っていればなんとかなるだろう」と思っていた。
それでもコミュニケーション不足を感じ、オンラインを軸とした英語レッスンを「1日3時間、1年で1000時間」やりきった。英語の上達とともに、練習でも細かいパスがくるようにステップアップできたと自負している。
W杯初戦では先発全員が海外組だった。ピッチ上の守備力のなさを自分で培った英語力で補う。「誰が出ても、誰と組んでも、このチームは強いですよ」という森保監督が掲げてきたスローガンに合致する菅原が、チュニジア戦の鍵を握るのだ。
(小田龍司)
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