スポーツ
Posted on 2026年06月25日 10:00

武豊番・片山良三「栗東ナマ情報」〈ケイアイセナの器用さを評価〉

2026年06月25日 10:00

 開設130周年を迎えた函館競馬場。1954年にJRAが発足するよりも早く、現在の場所で競馬が行われていたのだから、まさに歴史的な存在。全国に10場あるJRAの競馬場の中でも最も古い。

 武豊騎手のルーツが実は函館。祖父、武芳彦さん(つまりは武邦彦元調教師の父)が函館市内の桔梗町にサラブレッドの牧場を構えておられ、北海道馬主協会の会長も務められていた。筆者は、その歴史的な人物にお酒をご馳走になったことがあるというのが人生の密かな自慢。孫の代まで続くキュートなタレ目が印象的な、実に気さくな方だった。

 武豊という人は、昔から節目の勝負に強い。開設130周年記念の副題がついた函館記念なら、何かしらの足跡を残してくれそうな気がする。

 騎乗馬はケイアイセナ。今年調教師になった藤岡佑介師のラスト騎乗で、2着に泣いた小倉記念がいい内容だった。小回りコースを器用に回る能力は函館でも高く評価すべきなのは言うまでもない。

 ピースワンデュック、ファウストラーゼンと、同型が2頭いるが、そういう展開をうまくさばくのもレジェンドたるゆえん。ハンデも手頃なところで収まりそうで、3連複の軸という意味合いでの◎なら無謀ではないはずだ。

 鳴尾記念が強かったデビットバローズは、小回りもこなせそうな走り。坂井瑠星が手綱を取るジュタも、軽ハンデを生かして勝ち負けのラインまできそうだ。

 イガッチ、フィーリウスといったところも軽ハンデが魅力。

 ミラージュナイトは、小回り向きのイメージはないものの、近況のよさに引かれる。

 マジックサンズは、脚力はもちろん互角だが、展開は向きそうにない。

 ラジオNIKKEI賞も小回り福島でのハンデ戦で、どうみても荒れ相場。実績ならサウンドムーブ、サノノグレーター、ローベルクランツだが、思い切ってジーネキングを狙いたい。鞍上も勢いのある菊沢騎手。インで脚をためる運びがツボにハマりそうだ。

 あとは高杉騎手のディールメーカー、ゴンザルベス騎手のクカイリモクも。

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