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記事全文を読む→8月8日限定「夜行新幹線」を走らせるJR東海「前代未聞の試み」と「驚くべきコスパ」チケット予約クリック合戦
JR東海が発表した驚天動地の臨時列車のチケットが、間もなく発売開始となる。8月8日のたった1日限りで運行される、東京駅22時発⇒新大阪駅に翌朝6時59分着の「東海道ルミエールエクスプレス」だ。
深夜帯に東海道新幹線が旅客運行を行うという前代未聞の試みに、鉄道ファンのみならず、お盆の帰省や旅行を計画するサラリーマンが沸き立っている。
通常、新幹線が眠るはずの深夜、保線作業を行う鉄路をあえてゆっくりと走る、プレミアムな旅情。この歴史的な列車は、通常の切符としては販売されず、「JR東海ツアーズ」のウェブサイト限定で販売される旅行商品だ。料金は東京発・新大阪着の普通車指定席で、おとな1名1万5000円(税込)と、極めて良心的。その驚くべきコスパの良さも手伝い、プラチナチケット化は火を見るより明らかだ。
鉄道事情に詳しい旅行ライターの高島昌俊氏が解説する。
「運命の発売開始は7月3日の金曜日、午後2時。まさにウェブ上での壮絶なクリック合戦が予想されます。面白いのは、JR東海が公式に『夜行新幹線』という表現を頑なに避けている点です。というのも、この列車は夜通し走り続けるわけではなく、午前0時から朝6時までの6時間、岐阜羽島駅ホームでバカ停(長時間停車)するスケジュール。つまり車中泊を伴う移動という実態はあるものの、新幹線の深夜運行における騒音問題や保線時間の兼ね合いをクリアするための苦肉の策であり、アイデア賞ものの企画と言えます」
保線人員不足や機材メンテナンスの隙間を縫った実験的イベント
多忙な人にとっては有休を消費せずに仕事終わりの木曜夜から動ける「究極のタイパ旅」となるが、気になるのは今後の展開である。高島氏が続ける。
「JR東海としては、深刻な深夜の保線人員不足や機材メンテナンスの隙間を縫った、実験的なイベントという意味合いが強い。今回の利用客の反応やウェブ予約の捌け具合、そして車内や停車駅でのオペレーション次第では第二弾、第三弾の臨時列車として走らせる可能性は十分あると思います」
間もなく運命のゴングが鳴る。至高の非日常を味わうためのシート争奪戦を前に、事前の会員登録やカード情報の入力といった抜かりのない自衛策を整え、万全の体制で臨みたいものである。
(滝川与一)
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