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記事全文を読む→セ・リーグ3位争いの「要注意投手」に急浮上した中日2軍の「140キロ左腕」複数球団のスコアラーが集結して「これはホンモノだ」
セ・リーグの3位争いが熱い。そのクライマックスシリーズ進出を懸けた戦いに「中日要注意」フラッグが出ているという。
DeNA、ヤクルト、中日、広島の4チームのうち、最下位の広島は後退した感があるが、5位の中日と3位DeNAまでのゲーム差は3。ヤクルト、中日がDeNAを追いかける展開だ。
各球団が警戒している投手は、ヤクルトの奥川恭伸。8月7日の巨人戦で完封勝利しており、その前の阪神戦でも勝ちはつかなかったが、6回無失点と好投している。
「夏場になって調子を上げてきた」
と各球団のスコアラーは評価していた。しかし、要警戒の投手が中日にもいた。
「8月9日、広島2軍との試合に、複数球団のスコアラーが来ていました」(ファーム関係者)
この日、中日2軍の先発マウンドを託されたのは、高卒2年目の左腕・高橋幸佑だった。今季途中から先発に回り、3勝2敗。防御率は3.27だが、WHIP(1イニングに出す走者の平均数)は1.26である。
7月20日から先発に転向し、計3試合17イニングを投げて2失点。
「2回目の先発マウンドとなった8月1日のDeNA2軍戦で6回1失点と好投すると、『これはホンモノだ。今季中の昇格もありうる』と他球団が警戒し始めたんです。球速は140キロをちょっと超えたくらいですが、コントロールがいい。ルーキーだった昨年と比べてカーブを投げる割合が増えたことが、覚醒の一因でしょう」(前出・ファーム関係者)
タイプ的にはシカゴ・カブスの今永昇太に近い
その140キロを超える程度の直球が、高橋の最大の武器だという。打席に立ってみると、スピードガンの表示以上の速さを感じるそうだ。タイプ的にはシカゴ・カブスの今永昇太に近い。カーブを操る左腕ということで、OBの今中慎二氏を重ねる声も聞かれた。
「ファームから昇格してきたばかりの投手が登板すると、相手チームは若手を呼んで『ファームではどんな投球をしていたんだ?』と聞きます。でも今年からプロ野球2軍は3地区制となり、中日2軍と同じ中地区のセ・リーグ球団はDeNAと巨人だけ。他の球団は情報が少ない分、苦労しそうです」(前出・ファーム関係者)
昨年の高橋は制球力を課題としていたが、今季は見事に解消している。9月の1軍昇格が予想される中、実はこの19歳左腕がCS争いのカギを握っているのかもしれない。
(飯山満/スポーツライター)
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