政治
Posted on 2026年11月04日 06:45

迷走の極み!節操ゼロ!二枚舌の芸当!「コウモリ政党」と揶揄される公明党の末路「選挙基盤の維持と延命だけが目的」

2026年11月04日 06:45

 衆院では反対するポーズをとりながら、参院では政府・与党の出方次第で賛成に回る余地を残す。こんな訳のわからない立ち回りを平然と演じているのが公明党(岡本三成代表)だ。
 物価高対策における消費税減税は非効率だとして、国民一人あたり8万円の給付案を打ち上げたまでは威勢がよかったものの、その後の対応は往年の姿そのものである。

 公明党はかつて政界で自民党と野党の間を巧みに行き来し、状況に応じて都合のいい側にスリ寄る様を指して「コウモリ政党」と揶揄された。その悪癖が野党に転落した今になって再び、露骨に顔を出している。

 自分たちが掲げた食料品の軽減税率にこだわるあまり、本音では消費減税そのものに反対しきれない弱みを抱えているせいで、最初から批判の刃は鈍りきっている。
 その上、所得連動型給付の修正協議をチラつかせて与党に恩を売ろうとする算段が透けて見え、何を本気で主張したいのか、さっぱり伝わってこない。

 衆院の定数是正の局面で国民民主党に主導権を奪われた焦りから、政策協議の主役の座をなんとか奪い返そうと必死になっているのかもしれないが、繰り出す手は迷走の極みである。

有権者を徹底的に舐め腐った茶番劇にほかならない

 そもそも、かつて旧立憲民主党系の勢力と組んだこと自体が理念なき野合の典型であり、いま直面している混乱の最大の元凶である。
 中道改革の看板を掲げて、昨年秋に自民党との連立を離脱した後の存在感を繕おうとしたものの、政策も思想も水と油の相手と長続きするはずもなく、2月の衆院選で大敗したことで、中道改革連合はあっけなく瓦解した。

 左派勢力と手を取り合って政権批判を繰り広げたかと思えば、形勢が不利になるやいなや、あっさりと距離を置き、今度は恥ずかしげもなく与党との取引に活路を見出そうとするその姿は、節操のなさの極致。
 衆院で反対しておきながら参院では賛成に転じる余地を残すという二枚舌の芸当は、有権者を徹底的に舐め腐った茶番劇にほかならない。確固たる理念や国家観に基づいた是々非々などではなく、選挙基盤の維持と党の延命だけを目的にして右へ左へと飛び回る姿は、往年のコウモリ政党そのものである。

 目先の取引に溺れて都合よく羽ばたき続けるだけの政党に、物価高に喘ぐ国民が愛想を尽かす日はそう遠くない。

(岡田哲司/政治ジャーナリスト)

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