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記事全文を読む→上原浩治が松井巨人でコーチ就任せずの諸事情「年俸と契約金で2億円が必要」「起用法への一家言」
上原浩治氏の松井秀喜内閣入り拒否は、意外に単純な理由かもしれない。両者の不仲が取り沙汰されたが、上原氏は「尊敬する先輩」だとして明確に否定。スポーツ紙遊軍記者も、
「そもそも不仲なら声はかけない」
と言うのだ。
ではどんな理由があったのか。アメリカ在住でフロリダに自宅がある上原氏の「グリーンカード(永住権)」剥奪リスクを指摘する声はあるが、条件面の問題が挙げられよう。
「通常、上原氏クラスを投手コーチとして招聘するために用意するのは、年俸5000万円の3年契約。巨人ではそれに契約金が5000万円。都合、2億円が必要となります。ただ、上原氏は現在、解説者や野球教室などで億に達する収入があるとされます。仮にこれまでの仕事を断って巨人に入っても、コーチとして成功するとは限らない。そうなれば……」(球界OB)
もしコーチ業をいったん終えて元の仕事に復帰する場合、状況がどうなっているかは分からない。慎重になるのも無理はないのだ。
現松井体制には実務派が揃っている
仮にコーチ就任を受諾したばあい、別の問題が浮上するのだと、先の遊軍記者は言うのだ。
「投手の理論や起用法には一家言あるというか、ありすぎる。それは打撃にも及びます。松井監督や高橋由伸ヘッドコーチと侃々諤々、一触即発を避けるにはある程度、我慢するしかない。どちらにしても、ストレスが溜まります。ある意味、腰を引いたと……」
当たり前だが、首脳陣が豪華だからといって、試合に勝てる保証はない。
「今の松井体制には意外と実務派が揃っています。やりたくない人をムリヤリ引っ張ってくるわけにもいかないでしょうしね」(前出・遊軍記者)
上原氏は解説者として今季の松井巨人をどう論評するのか、今度はそちらの方が楽しみになってくる。
(阿部勝彦)
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