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記事全文を読む→離反者続出で突貫工事…阪神「新首脳陣の体制」は藤川球児監督の「失われた求心力」をどこまで取り戻せるか
阪神タイガースは来季、リーグ3連覇を達成できるのか。いや、早くも体制崩壊を懸念する声が上がっているというから、おだやかではない。
それはこのオフの一連の動きを見れば、容易に想像できる。
藤川球児監督のトップダウン型の指揮によって藤本敦士総合コーチ、上本博紀打撃コーチ、小谷野栄一打撃チーフコーチ、梵英芯2軍打撃コーチの4人が反旗を翻し、慰留を振り切って電撃退団した。
留任予定だったはずの平田勝男2軍監督が3年ぶりに1軍ヘッドコーチに戻り、野村克則2軍バッテリーコーチも急転直下、1軍の作戦部門のコーチに配置換えとなった。
さらに1軍打撃チーフコーチに元巨人の矢野謙次氏が就任したほか、1軍打撃コーチには元ヤクルトの坪井智哉氏がサプライズで就いた。
藤川体制に嫌気がさした離反コーチの後釜をどうにかするための、緊急的な措置を強いられた形だが、
「そもそもは今シーズン途中に選手がシラけ、藤川監督の求心力が下がっていました。コーチへの徹底的な情報統制や高圧的なマネージメント、激しい叱責が原因で首脳陣がギクシャク。それを敏感に感じ取った選手の歯車が狂い、9月には7連敗しています」(在阪スポーツメディア関係者)
選手の態度や怠慢への怒りをコーチ陣にぶつけた
作戦会議は意見を交わす場ではなく、指揮官からの一方的な通達がなされた。夏には「ある事件」が起きたと報じられた。
佐藤輝明や森下翔太がシートノックをめぐる練習方針に異議を唱えたのだが、藤川監督は選手から嫌われることを恐れたのか直接、注意しなかった。
その一方で、選手たちの気が緩んだ態度や怠慢に対する怒りを、コーチ陣にぶつけていたというのである。
「フロントが仲裁に入って、来季の新体制が突貫工事で組閣されました。独裁的になりがちな藤川監督を、年上の平田ヘッドコーチがコントロールできるか、中和役になれるかが、来年の行方を決めるカギとなります」(前出・在阪スポーツメディア関係者)
新首脳陣がチームを正常化させ、藤川監督の求心力を取り戻せるか。組織の機能不全を乗り越えられるかどうかに、3連覇の成否がかかっている。
(田中実)
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