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記事全文を読む→「俺はあの番組が嫌いだった。その理由は…」大ブームを起こした「イカ天」バンド元メンバーが激白した「6代目キング」秘話
「イカ天」と聞いて、うどんやそばに乗ったあの揚げ物以外を感慨深く思い浮かべるのは、ある程度の年齢を重ねた世代だ。三宅裕司と相原勇をMCに毎週、数組のアマチュアバンドがスタジオで腕を競い、5週勝ち抜くとグランドイカ天キングとしてメジャーデビューが約束された、若者に大人気のバンドオーディション番組「平成名物TV 三宅裕司のいかすバンド天国」(TBS系)である。
「FLYING KIDS」(初代グランドイカ天キング)、「BEGIN」(2代目)など数々のバンドを世に輩出し、90年代前半のバンドブームを築いた。
これに出演して6代目イカ天キングになった3人組バンドを覚えているだろうか。活動期間は1990年~2000年、8枚のスタジオアルバムを残して活動を終了した「BLANKEY JET CITY」だ。メンバーは浅井健一(ボーカル、ギター)、照井利幸(ベース)、中村達也(ドラムス)で、ロックやパンクをベースにした、骨太な音が特徴だった。
実は彼ら、「イカ天」が嫌いだったというのだ。千原ジュニアのYouTubeチャンネル「千原ジュニアYouTube」に出演した浅井の告白を聞こう。
「(バンドの)正当なのし上がり方ってさ、レコード会社にデモテープ送ったりとかして気に入られて……って思ってたの。だけど全然、相手にされなくて、その時、巷に『イカ天』が流行ってて。俺、嫌いだったんだわ、あの番組。番組のポリシーはいいと思うんだよね。無名な人を見つけて。けど、出るバンドが、おちゃらけがほとんどだったから」
「サイバーニュウニュウ」や「宮尾すすむと日本の社長」といった面々
そうはいっても、現実を打破しないことには、道は開けない。メンバーから番組出演の提案を受けて応募。正統派ロックバンドとして大きな評価を受けた。
出演陣を見渡せば、「マルコシアス・バンプ」「人間椅子」といった実力派バンドを輩出。その一方で、歌舞伎のメイクと衣装でハードロックを演奏する「カブキロックス」、メカニックな衣装やSFX(特殊効果)を使った「サイバーニュウニュウ」、名前からして笑ってしまう「宮尾すすむと日本の社長」といった、おちゃらけた衣装やユニークなパフォーマンス、コミカルな楽曲でインパクトを残すバンドも確かに多かった。
しかしながら驚くのは、「イカ天」が1989年2月11日から1990年12月29日までのわずか2年弱の放送期間だったということ。それだけインパクトが強かったのだろう、当時の視聴者からすれば、何年も見ていたような気がするから不思議だ。
(所ひで/ユーチューブライター)
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