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大腸ガンの末期であることを発表していた俳優の今井雅之(54)が、28日、都内の病院で死去した。2014年末には腸閉塞で医師から「余命3日」を宣告され緊急手術。完治したと思っていた矢先の末期ガン宣告だった。このように発見されにくく、発見されたときにはもう末期、というガンとはどんなものなのか。
今年3月から入院中で抗ガン剤治療をしていることを告白した今井の表情はまさに沈痛そのものだった。今や2人に1人がガンになると言われる時代だが、ある日突然“末期ガン”を宣告されたら誰しも心穏やかではいられないだろう。
しかしガンの発見は難しいというし、またガン細胞は健康な人の誰にでもある。公益財団法人・日本対がん協会は機関誌・ホームページでもこうメッセージを発している。
「最新のガンの検査法であるPET検査で多くのガンの早期発見が可能になった。しかしこの検査でも限界がある。PET検査ではブドウ糖に近い成分の検査薬(FDG)を体内に注射するのだが、尿中に溶け込んでしまうと、この検査薬は反応しにくくなるため、腎臓や膀胱など尿が集中する部分では判別しづらいし、肝ガン・腎臓ガン・胃ガンのように、FDGがたまりにくい臓器もガンの発見が難しくなる」
それでは人間ドックで全身を調べたら早期に全て発見できるかというと、答えはやはりNOだというのだ。末期ガンの治療に当たっていた鳩山ニュータウン診療所(埼玉)所長でもあった故篠原秀隆医師は、生前こう語っていた。
「人間の身体を知ることは、宇宙に行くことよりも何万倍も難しい。皆さんが思っているほど医学は進んでいないのです」
ガンは“早期”発見自体難しいのだ。それゆえガン治療もさまざまなアプローチがある。手術、抗ガン剤を拒否し健康体を取り戻した者がいる一方、ジャーナリストの鳥越俊太郎氏のように、直腸ガンが肺、肝臓に転移しながらも、すべて手術でガンを克服した人もいる。医療ジャーナリストの笹川伸雄氏が言う。
「ステージ4の末期ガンを宣告されたからといって、すぐ死ぬわけではない。人間の体は千差万別。今、ガンの体験記がたくさん出ている。何冊か読んで、また病院も複数行く。じっくり考え自分に合う治療法を判断するべきです」
ガン治療はまだまだ途上なのだ。今、さらに医療技術の向上を目指して研究が続いている。
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