エンタメ
Posted on 2015年07月03日 17:59

アコギな特典商法で興収1位、「ラブライブ!」上映館のおぞましい光景とは?

2015年07月03日 17:59

20150703lovelive

 6月13日に公開されるやいなや、世界中で大絶賛の「マッドマックス 怒りのデスロード」、綾瀬はるか、広瀬ずすらの女優陣を配した話題作「海街diary」というライバルを抑えて映画興行ランキングでまさかのトップ独走となった、「劇場版ラブライブ! School Idol Movie」だが、その集客法が「おぞましい」「キモすぎる」と各地で波紋を呼んでいる。

 観客に数量限定の特典が配られるのが集客に繋がったわけだが、これが4週連続で週替わりという「妖怪ウォッチ」も真っ青のオタク商法。1週目はキャラクターの「スペシャルメッセージカード」、以降は「描き下ろし複製ミニ色紙」だったが、2週目⇒2年生、3週目⇒1年生、4週目⇒3年生とキャラクターの学年によって分かれているという周到ぶり。そのアコギな戦略も功を奏し、すでに「20回は観た」という観客も大量に発生したのだ。

「色紙特典にしても、学年ごとに3人ずつキャラクターが用意されています。それがランダムで配られるので、観客はどの娘のものがもらえるかわからない。だから推しキャラだったり、持っていないキャラのものが手に入るまで何度も観に行きます。さらに、同じ特典を複数持っている観客との交換会も行われます。その一連のオタク会合をシネコンの館内でやるものですから、一般の観客が気持ち悪がってしまい、オタクたちを避けて通るような光景が見られます」(映画ライター)

 この現象は映画の大ヒットを受けてテレビでも取り上げられたが、キャラクターがデカデカと描かれたTシャツ姿や、カバンに無数のキャラバッヂを付けた「ラブライバー」と呼ばれる10代~30代の熱狂的ファンの男たちが、上映前と終演後のシネコンロビーを占拠する異様な光景を作り上げていたという。

「子供がアニメグッズを欲しがっていたんですけど、オタクを絵に描いたようお客さんたち(ラブライバー)が映画グッズ売場を埋め尽くしてて、私が怖くなっちゃって‥‥。居たたまれなくなって『今日はやめておこうね』と、逃げるように出てしまいました」(30代主婦)

「ラブライブ!」を公開しているシネコンとそうでないシネコンでは、6月の売り上げが雲泥の差だという事実もあり、映画業界としては軽々しく「キモい」と言えないのが実情だろう。しかし、30代のラブライバーがテレビ取材で「にこ(矢澤にこ=3年生)のためなら死ねる」と真顔で語るのを見るかぎり、「これこそマッドマックス(極限のアブなさ)だ」という声が聞こえるのも大いにうなずけるのだ。

(村岡タクミ)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2026年09月14日 11:30

    AIは本当に人類を終わらせるのか。専門家のとある主張が世界を震撼させている。その「AI終末論」は、AI開発企業アンソロピックに勤めていた元研究員、ジェイコブ・コクソン氏によるもの。Xで「AI研究関係者の多くが、AIは今後10年以内に人類を破...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    事件
    2026年09月16日 20:30

    「ゾンビたばこ」と呼ばれる指定薬物「エトミデート」は、広島カープに大きな衝撃を与えた忌まわしいブツだ。元広島カープの羽月隆太郎氏にこれを譲り渡したとして医薬品医療機器法違反の罪に問われた会社役員・滝口涼介被告の初公判が9月16日に広島地裁で...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    社会
    2026年09月17日 07:15

    20世紀最大級のミステリーと言われてきた、イギリス・スコットランドのネス湖に生息するという未確認動物(UMA)の「ネッシー」に、再び熱い視線が注がれている。いったいなぜか。一時期は目撃情報が激減し、専門家からは死亡説や、人間の活動を警戒して...

    記事全文を読む→
    カテゴリー:
    タグ:
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2026/9/15発売
    ■650円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク