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記事全文を読む→新CM女王は「ちびまる子ちゃん」だ!ホットペッパーグルメにケーズデンキ・ミツウロコも
「ごはん、いこっ。」が謳い文句のホットペッパーグルメ新CMが、とってもいい感じだ。いずれも実際に撮影された飲食店内の映像の中で、アニメのキャラクターたちが食事を楽しむ様子を見せるもの。「おそ松さん」の6つ子たちと「バカボン」のパパが居酒屋で飲みかわす「6つ子とバカボンのパパ篇」(アニメのタッチを「おそ松くん」じゃなくて「おそ松さん」の方にしたのは、飲酒のシーンがあるからだろう)は「バカボンのパパVer.」と、おそ松兄弟6人分のバージョン違いがあるという凝りようだ。
さらに「NARUTO -ナルト-」のナルトとイルカがラーメンをすする「ナルトとイルカ先生篇」では、背景に映り込んだ店先の暖簾にしっかりと「一楽」の文字が。これは原作で、ナルトが頻繁に通うラーメン屋の名前と同じだ。
で、個人的に最も「エモい!」と感じたのが、「ちびまる子ちゃん」のまる子と友蔵じいちゃんが、高級そうな寿司屋のカウンターで寿司を堪能している「まる子と友蔵篇」。
まる子が美味しそうに寿司を味わいながら、「ウニ、もう1個頼んでいい?」と聞くと、ニコニコとその様子を見ながらも、ちょっと複雑な表情に変わった友蔵の前に、板前さんが「しめ鯖でございます」と握ったネタを置くというもの。
これ、「ちびまる子ちゃん」の神回のひとつである「まる子 お寿司屋さんに行くの巻」の一場面だ。しかもよく見ると、湯飲みには「石松」の文字が。原作で2人が行った寿司屋の名前が「石松寿司」であることは、ファンなら先刻ご承知。しっかりそこまで再現してあるとは、えらく芸が細かい。ご機嫌のまる子の横で、しめ鯖を食べる友蔵の姿も原作そのまんまだ。きっと「ウニなんて わしも食べたい だけどしめ鯖」と心の俳句を詠んでいることだろう。
以前、書いたが、サントリー「ザ・プレミアム・モルツ」のCMでも、「ちびまる子ちゃん」が題材に取り上げられており、大人になったまる子と、親友のたまちゃんがニューヨークで再開するというシチュエーションだった。あちらは完全に実写だが、原作の人気エピソード「たまちゃん、大好きの巻」に出てきたタイムカプセルが登場したりと、思わずニヤリとする場面が盛り込まれていた。やはりアニメの人気キャラを使うなら、こういう「ファン心理をくすぐる」演出は大切だ。
そういえば「新製品が安い!」でお馴染みの「ケーズデンキ」も「ミツミツミツミツミツ、ミツウロコ♪」の歌で知られる「ミツウロコ」も、出張買取の「バイセル」も、ちびまる子ちゃんがイメージキャラクターに起用されている。
国民的人気アニメのキャラクターならば、変にタレントや芸人を起用して問題でも起こされるような心配はないし、知名度だって高い。こりゃあ、まる子が「新CM女王」に輝いちゃう日が近いかも。「やだねぇ、あたしゃもう売れっ子だよ」なんて声が聞こえてきそうだ。
(堀江南/テレビソムリエ)
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