芸能

「CMだけ女王」川口春奈の主演ドラマに「当たり」が出ない「今後の厳しい作品選び」

 現実主義の女性弁護士(川口春奈)と、理想主義の新人弁護士(SixTONES・松村北斗)が様々な恋愛トラブル裁判に挑みながら、そこで得た「恋の教訓」を、自分たちの恋愛に生かしていく。そんな「明るくてちょっと切ないリーガルラブストーリー」を展開したドラマ「アンサンブル」(日本テレビ系)がついに終了したが、最終回の視聴率は5.0%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)。全10話平均でも、わずか5.2%だった。

 この結果を受けてか、4月の改編では同ドラマが放送された土曜午後10時のドラマ枠から撤退。かつて篠原涼子の「ハケンの品格」、松嶋菜々子の「家政婦のミタゾノ」などのヒット作を生み出した水曜午後10時枠が復活することになった。

 川口は2年連続CM女王の座にあり、その好感度は高い。そして松村は、松たか子の夫役の演技が脚光を浴びた映画「ファーストキス 1ST KISS」が公開中だ。そんな2人の共演ドラマにもかかわらず、同時間帯ではTBS、テレビ朝日のみならず、フジテレビをも下回る数字が多かった。ドラマ枠撤退を決めたのはナットクである。

 女優として主演作に「当たり」が出ない川口だが、かつては2022年10月期のドラマ「Silent」(フジテレビ系)が社会現象になるほどのブームを巻き起こし、一気に人気が爆発した。

 しかし、昨年4月期の主演ドラマ「9ボーダー」(TBS系)は全10話の平均世帯視聴率が5.5%と低迷。

「続々とCMオファーが届いているため、世間では売れっ子と認識されていますが、女優業では『Silent』のような、ハマる作品に出会わないとなかなか本領を発揮できない。今後はこれまで以上に、作品を厳選する必要があるでしょうね」(芸能記者)

「CMだけ女王」のままではマズイのだ。

(高木光一)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
3
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
4
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身
5
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策