プロ野球キャンプは終盤に差しかかり、オープン戦に突入。セ・パともに遺恨、爆笑、トラブル、仰天発言‥‥と、さまざまな「場外弾」が飛び交っている。客席からは見えない監督、選手たちの実態を、総力取材で怒濤のレポート!
今キャンプ最大の関心事といえば、横浜DeNAの絶好調指揮官の動向。いきなりインフルエンザにかかるなど、とにかく話題に事欠かず、リップサービスもこれまた舌好調だ。
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「散歩して健康になりました。散歩じゃなくて4歩か」
「あいにくだなぁ。雨天だと打てん? 困るだろ」
オヤジギャグとダジャレが連日、冴え渡る中畑清監督(58)。報道陣は口をそろえて、
「新聞に載っているのは半分にも満たない。あのダジャレはあらかじめ考えてきたものではなく、反射的に言っている。何時間でもずっとしゃべっているし、あのしゃべりの才能は凄いですよ」
とホメるのだが、そのギャグがいよいよ、選手にも伝う染つっているという。
「監督が言うので、どうしても選手もウケなきゃいけない、という気持ちになる」
とは、ある主力選手。キャンプ恒例、1日2選手による朝の声出しが、その「発表の場」となっている。
まず2年目右腕・福山博之(22)が山本リンダの「狙いうち」を歌って踊ったことで「ハードル」が上がり、
「藤江均(26)は第2クール5日目の11日、監督の背番号が書かれた女性用パンティを取り出して爆笑を取り、その日の紅白戦で打たれたのに、監督賞を贈られることになりました。翌日には内藤雄太(28)が『一皮も二皮も剝けて、下の皮も剝けるように頑張ります』と、下ネタが飛び出した。監督はそれに『大人になれよッ』とツッコミを入れました」(横浜担当記者)
この現象に、若手の一人は、
「声出しのハードルがどんどん上がり、食事の時も『自分の番ではどうしよう』という話ばかり。野球ではなくギャグ作りに精を出している」(前出・横浜担当記者)
という。まさに「中畑式ダジャレ脳」が、チームに浸透しているのだ。
ちなみに、選手(監督?)の影響を受けた高田繁GM(66)も、「当たり前」と答えるところで、「あたり前田のクラッカー」などと言ったりしているありさま。
思考回路がダジャレになっているナインに対し、友利結投手コーチ(44)は投手陣の戦力を冷静に分析。
「期待はするが、アテにはしていない。楽しみなのはたくさんいるけど、(結果が出るまで)時間がかかる」
さて、オープン戦突入直前、中畑監督はこう言ったものだ。
「作戦は高木(豊ヘッドコーチ)に任せる。俺は広報担当だ。注目を集める仕事だから」
前出・横浜担当記者が苦笑する。
「丸投げするのは、自分にそういう(作戦を練る)才能がないことをわかっているからですよ」
中畑DeNAと16日の練習試合で激突した日本ハムの先発は、斎藤佑樹(23)。バレンタインデーに、テレビ東京・紺野あさ美アナ(24)が取材に訪れた際、
「チョコレートをもらえると思ったのか、『どこ? どこにいるの!?』と興奮気味に探し回っていました。結局、紺野アナは斎藤には目もくれず、ソフトボール部出身の大物ルーキー・大嶋匠(22)のところへ行った。斎藤はヘコんでいました」(球団関係者)
14日は偶然、大嶋の誕生日だったせいもあるのか‥‥。
なお、今年の斎藤は過去のイメージを払拭したいようで、
「佑ちゃん、と『ちゃんづけ』しないでほしい」
と、周囲に漏らしているという。
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