芸能

映画に失礼!「HEAT」強制映画化は「海猿どころか、バカ猿だ!」の罵声

20150829heat

 やはり、どうしても作るようだ。映画化ありきの企画でスタートしたのはわかるが、深夜番組なみの視聴率2.8%という歴史的低視聴率を記録したEXILE・AKIRA主演のドラマ「HEAT」。フジテレビは世間の静止にも耳を貸さず、映画化にストップがかかることはなかった。

「香取慎吾主演のTBSドラマ『こち亀』と同じですね。あれも最初から映画化ありきでスタートしたものの、ドラマの視聴率は平均8.8%と惨敗。それでも強引に『こちら葛飾区亀有公園前派出所 THE MOVIE~勝どき橋を封鎖せよ!~』(2011年)として映画化に踏み切った。結果は興収8億円で、コンテンツからいえば惨敗に近いビミョーな数字でした。それでもSMAPの知名度と、香取の公共電波ジャックとすら揶揄された執拗な宣伝活動でそこまで引き上げたという印象でしたね。ところが『HEAT』の場合は平均視聴率4.1%で『こち亀』の半分以下で、さらに映画では実績ゼロのEXILE。タイトルを『DRAGON(仮)』として、目先を変えるという噂もありますが、まともなら2~3億円の商いにしかならないのではと、映画関係者は惨敗を予想しています」(映画誌編集者)

 それでも、当初は「HEAT」を第二の「海猿」にすることを目論んでいたフジテレビだけに、公開直前にはAKIRAの番組ジャック、EXILEファンたちの“義務的”前売りチケット購入、舞台挨拶のつるべ打ちなど、ありとあらゆる手段を使ってくるはずだ。

「それでもせいぜい5億円でしょう。その数字ならばシネコンは2~3週間、中程度のスクリーンを1つ与えればいいレベル。ところがフジテレビとEXILEですから、公開1、2週はメインの大きなスクリーンをあてがわなければならない。よほど映画館側にオイシイ契約でもないかぎり、頭をかかえる結果になるでしょう。ふつうなら映画化を断念するのが賢明ですが、むしろ誰もドラマを観ていないわけですから、キャストも設定もガラッと違うものに変えるほうが吉と出るかもしれませんよ」(前出・編集者)

 この「HEAT」の映画化に関しては、ネット上でも「この映画化って誰得?」「HIROは何も言わないのか」「AKIRAの演技をスクリーンで観るってどういう拷問なんだよ」「映画に失礼!」「海猿というより、ただのバカ猿だろ」など散々だ。ちなみに映画公開は来年2月が予定されているようだが、ヒートアップするのは罵声だけになりそうかも。

(水谷とおる)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身