芸能

番組30周年で振り返る「アッコにおまかせ!」消えた共演者の「なぜ?」

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 川島なお美さんの「訃報を完全スルー」したことで物議を醸していた「アッコにおまかせ!」(TBS系)が、10月4日の放送で30周年を迎えた。

 この日、いつにも増して満面の笑みで登場した和田アキ子は「生放送で30年やれるのは、観てくださっている皆さまのおかげです」と視聴者への感謝を述べた。

 現在、和田の相棒を務めているのは、今年10月で22年目を迎える峰竜太。このポジションの初代は松尾貴史、2代目生島ヒロシ、3代目田中義剛なのだが、いずれも和田との不仲が原因で降板となったようだ。

 この番組を見続けてきたという芸能記者に話を聞いた。

「現在では辛口コメンテーターとして活躍している松尾は、言葉づかいに敏感な人です。彼はメイン司会である和田が、共演者やゲストに対して時折発する暴言が嫌だったようですね。また生島は番組中、和田の2度の離婚のことを持ち出して返答したことが逆鱗に触れて降板。田中は同番組とニッポン放送の『ゴッドアフタヌーン アッコのいいかげんに1000回』で相棒を務めましたが、1993年に両番組ともに降板しています」

 30年の歴史で峰が22年も続いたのはなぜか?

「和田がトンチンカンなことを言っても暴言を吐いても、決して逆らわず意見もしないからでしょう。峰だけではありません。現在準レギュラーとして残っているタレントは皆、和田の太鼓持ちばかり。だから和田は視聴者から『裸の王様』なんて言われるんですよ」(前出・芸能記者)

「おまかせ!」の前身の番組「アッコ・古舘のアッ!言っちゃった」のときは、お世辞ばかり言う古舘伊知郎に対し「コロコロちゃん(相手によって態度を変えるの意)」とあだ名を付けて嫌っていた和田。だが、いまやそんな和田の周囲が「コロコロちゃん」ばかりになってしまったのは、なんとも皮肉だ。

(狭山ヨシアキ)

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