芸能
Posted on 2015年10月20日 05:59

「相棒14」の高視聴率に天海祐希と西島秀俊がニンマリのワケとは?

2015年10月20日 05:59

20151020amami

 10月14日にスタートしたドラマ「相棒season14」(テレビ朝日)の初回視聴率が18.4%となり、今年の民放ドラマで最高値を記録したことがわかった。この高視聴率に「さすがは相棒!」との声も聞かれ、その声は他のテレビ局からもあがっているという。テレビ誌のライターが解説する。

「ドラマ好きの視聴者は21時台の『相棒』を観た後に、同じ局の『報道ステーション』ではなく、他局のドラマにチャンネルを変える傾向が強いんですね。ここ数年の水曜22時台に『ファーストクラス』や『リーガル・ハイ』(フジテレビ系)、『家政婦のミタ』(日本テレビ系)といった人気ドラマが多いのも、相棒効果と言えるかもしれません」

 たしかにドラマをハシゴして観る人は多そうだ。今年の水曜22時ドラマでは、日本テレビが「偽装の夫婦」(初回視聴率14.7%)、フジテレビが「無痛~診える眼~」(同11.6%)を放送中で、いずれも2桁台でスタート。「相棒」から高視聴率のバトンを引き継いだ可能性も高いだろう。

 一方で前出のライターは、「相棒」が若干パワーダウンしていることを心配しているという。18.4%は素晴らしい数字だが、「相棒」は2011年のシーズン10から4作連続で、初回視聴率19%台をキープしており、今回は微減という結果になっているのである。

 この程度なら誤差の範囲とも言えそうだが、今作では主人公・右京(水谷豊)のバディ役として反町隆史を起用し、かなりの反響を呼んでいるのはご存知の通り。そんな“反町効果”を織り込んだうえでの19%台陥落という結果には、若干の危機感も感じられる。そこでクローズアップされるのが、22時台のドラマの出来だというのは前出のライターだ。

「人気のドラマが続けて放送されれば、視聴者には21時から23時まではドラマを観続けるという習慣ができるはず。今期は幸いにも『偽装の夫婦』と『無痛』の両方が評判なので、両ドラマの視聴者が“どうせだから『相棒』からテレビを点けておくか”と考えてくれれば、まさにウィンウィンの関係になることができそうです」

 この秋は、「相棒」で水谷豊と反町隆史の演技を楽しんだ後に続けて、「偽装の夫婦」の天海祐希、もしくは「無痛」での西島秀俊の演技を楽しむという流れができそうだ。いずれも演技力には定評のある演者ばかりなので、ドラマ好きにはたまらない2時間となるのではないだろうか。

(金田麻有)

カテゴリー:
タグ:
関連記事
SPECIAL
  • アサ芸チョイス

  • アサ芸チョイス
    社会
    2025年03月23日 05:55

    胃の調子が悪い─。食べすぎや飲みすぎ、ストレス、ウイルス感染など様々な原因が考えられるが、季節も大きく関係している。春は、朝から昼、昼から夜と1日の中の寒暖差が大きく変動するため胃腸の働きをコントロールしている自律神経のバランスが乱れやすく...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月18日 05:55

    気候の変化が激しいこの時期は、「めまい」を発症しやすくなる。寒暖差だけでなく新年度で環境が変わったことにより、ストレスが増して、自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮し、脳の血流が悪くなり、めまいを生じてしまうのだ。めまいは「目の前の景色がぐ...

    記事全文を読む→
    社会
    2025年05月25日 05:55

    急激な気温上昇で体がだるい、何となく気持ちが落ち込む─。もしかしたら「夏ウツ」かもしれない。ウツは季節を問わず1年を通して発症する。冬や春に発症する場合、過眠や過食を伴うことが多いが、夏ウツは不眠や食欲減退が現れることが特徴だ。加えて、不安...

    記事全文を読む→
    注目キーワード
    最新号 / アサヒ芸能関連リンク
    アサヒ芸能カバー画像
    週刊アサヒ芸能
    2025/8/5発売
    ■680円(税込)
    アーカイブ
    アサ芸プラス twitterへリンク