芸能

「人って怖いな…」干された時期を述懐した鈴木亜美に「自業自得だったろ!」

20151020suzuki

 鈴木亜美が10月18日放送の「旅ずきんちゃん」(TBS系)にて、自身が芸能界から干されていた時期について語った。2000年末に所属事務所からの独立を図り、それが原因で2年間にわたって活動休止を余儀なくされた当時を振り返り、「人って怖いなとも思う。一気に裏っ返しになる」との印象を口にした。

 さらに鈴木は「いつ何が起こるかわからないんだな、って思い知らされた」とも語ったが、この発言に違和感を感じるというのは、当時の騒動を知る芸能ライターだ。

「まるで騒動が降って湧いたかのような口ぶりでしたが、鈴木が芸能界を干されたのは正直、自業自得でしたよ。むしろ、よくぞ復活できたものだと感心するほどです。独立騒動の発端が、所属事務所社長が脱税容疑で逮捕されたことだったことには同情の余地もありますが、所属事務所を訴えたのは明らかにやり過ぎでした」

 鈴木は当時、親を代理人として所属事務所を相手に、専属契約の終了を求める裁判を起こしていた。同時に、クライアント等から支払われた出演料の明細を開示する訴訟も起こしていたのである。これらの騒動について、前出の芸能ライターが解説する。

「鈴木は1998年のデビューで、所属事務所はエイベックス系列、CDはソニーからという万全のお膳立てを用意されていました、そこから事務所を訴えるまで3年も経っていません。いくら当時、大人気だったにしても、それは事務所とレーベルが敷いてくれた路線に乗っかっていただけの話。それを自分の力だと勘違いしてしまったのでしょう。それこそ事務所側から見れば『人って怖い』だったかもしれませんね」

 訴訟当時、鈴木はまだ18歳。そのため裁判でも親が代理人になったが、それもまた失敗の元だったという。芸能ライターが続けて説明する。

「タレントの独立騒ぎで親が出てくるとほとんどの場合、ロクなことがありません。新人タレントを大々的に売り出す際には数千万円から億単位のコストを掛けることさえありますし、どんな商売でも初期投資とその回収というプロセスがあるのに、それが分かってないんですかねえ」

 もちろん、鈴木の親は娘のために、純粋な気持ちで行動を起こしたはずだ。だが判決では、出演料明細の開示については認められなかった。そんな鈴木もいまや33歳。またもテレビ番組に出演できるようになったいま、今度こそは事務所を訴えることもないのだろう。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
フジテレビ・井上清華アナ「治らない顎関節症」と「致死量ストレス」の不穏な関係
2
新2軍球団「オイシックス新潟」でくすぶる元広島・薮田和樹と元阪神・高山俊の「1軍復帰ロード」
3
あの「号泣県議」野々村竜太郎が「仰天新ビジネス」開始!「30日間5万円コース」の中身
4
【ドラマ「Believe」】受刑者キムタク「スタイリッシュでカッコいい&丸刈りナシ」押し売りだらけの超ウンザリ感
5
上毛電鉄「800形」新型車両が全線営業開始!「700型」とは違う「ガッカリ&歓喜」ポイントがあった