芸能

石田ひかり、高橋由美子、深田恭子…「南くんの恋人」の結末が原作とは違う理由

20151112fukada

 内田春菊の漫画をドラマ化した「南くんの恋人~my little lover」(フジテレビ系)が11月9日からスタートした。同作品は今回で4回目のドラマ化となるという。

「『南くんの恋人』は1990年、1994年、2004年と過去にドラマ化されており、今回で4度目となります。主人公を演じるのは、現在放送中の『監獄学園-プリズンスクール-』でも主演を務める中川大志、そしてヒロインは三井のリハウス第14代目リハウスガールの山本舞香です。有名な原作のため放送前から注目度は高かったのですが、放送時間が平日深夜2時35分からと非常に遅い時間のため、視聴者からは『リアルタイムで観られない』と不満の声も出ているようです」(テレビ誌記者)

 そんな「南くんの恋人」だが、過去にドラマ化された際は、すべて原作とは異なる結末を迎えてきた。その理由は原作の悲惨なラストが原因だという。

「原作では転落事故に遭ったことで、負傷したヒロインがそのまま死亡という悲しい結末を迎えます。このラストはさすが悲惨だと過去のドラマスタッフは考えたのか、1作目の石田ひかり版では、ヒロインが行方不明となるも、風船に掴まり帰ってくる。2作目の高橋由美子版は、徐々に衰弱し一度は死を迎えるものの、のちに放送された特別編で生き返るという展開に。3作目の深田恭子版は、崖から落ちるものの死ぬことはなく、南くんと結婚します。このように、過去の作品はすべてハッピーエンドへと変更されてきました。そのため今回の4作目では、どのようなラストになるのかが視聴者から注目されているのです」(前出・テレビ誌記者)

 1度はヒロインが死を迎えた高橋由美子版は最終回後、視聴者から苦情が殺到したため、スペシャル版を制作し命を復活させたとも噂される。今回の新作もまた、原作とは異なるハッピーエンドとして描かれるのだろうか。

(森嶋時生)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
「京都崩壊」の信じがたい現実…外国人観光客専用都市に激変した「不気味な風景」
2
商品価値が落ちたヤクルト・村上宗隆「メジャー計画変更」で大谷翔平と同じ道を
3
土壌ラドン濃度・衛星観測・上空発光…火山噴火と大地震「前兆キャッチ」の新技術がスゴイ!
4
山尾志桜里の「公認取り消し」騒動を起こした玉木雄一郎は「榛葉幹事長人気に焦った」って!?
5
フジテレビ・山本賢太アナが行方不明に!? 「代役」登場と「謎のテロップ」