芸能

有名人「ワガママ王」決定戦(1)藤原紀香「加湿器10台」 相武紗季 「主演しかイヤ」

 世に名を成す人は「我が強く」なければならない。登り詰める間は「勝ち気」と称され、頂に届いた瞬間に「テング」と呼ばれる。ところが、端から見れば「勘違い」だったりするから手に負えない。本誌はそんな有名人の「ワガママ」行状を業界関係者に徹底取材。ここに、真の「ワガママ王」が決定する!
 美しいからこそ許される「ワガママ」もある。そんな美女を新旧それぞれの世代から5人ずつ選定、団体戦で雌雄を決する。真の「ワガママ女王」の座は誰の手に輝くのか!

 先鋒戦は、「記者殺し」の異名を持つ2人の対決。若手からは上野樹里(25)、一方のベテラン勢からは木村佳乃(35)が登場だ。
 出演作の宣伝に非協力的な2人だが、インタビュアーに仕掛ける「ワガママ技」はまったく違う。特に、09年の「キラー・ヴァージンロード」(東宝系)で2人が共演した時は大変だったという。
「上野は宣伝のためのインタビュー取材中に突然、トイレに立って中断。さらに、演技以外の質問をする記者には、『ありえない!』とブチ切れ、『頭の悪い人には答えたくない』と言い放ったのです」(映画担当記者)
 まさに記者を秒殺する“打撃系”。対する、木村はジワジワと料理する“寝技系”なのだ。「柔らかな表情でいながら目は笑わず、質問に対しても『そうね』とか『うーん』と考え込み、言葉を発しない。担当デスクが『これは宣伝だろう』と映画会社にクレームを入れても、担当者は『本人も反省してましたから』と、謝罪とは思えない言い訳でした」(前出・映画担当記者)
 結婚を機に木村の“寝技”はキレが鈍ったという。先鋒戦は、現在も技がキレキレの上野のKO勝ち!
 続いて、敵地のブーイングの中でも、自分勝手さを発揮する美女の戦い。助演なのに、主演級の態度の相武紗季(26)の行状を民放プロデューサーが暴露する。
「大ヒットドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)では、『主演しかやりたくない』オーラの紗季ちゃんにブーイングの嵐でした。衣装や弁当にまで細かく注文をつけて現場を乱す姿に、年下の忽那汐里(19)さえも憮然とするほど。熱海で行われた打ち上げ会場では、紗季ちゃんの周りに輪ができず、続編から外されるなんて声も聞かれます」
 一方、同じ自分勝手でも、川島なお美(51)は年季が違う。ペット禁止のマンションで犬を飼育し、騒動を起こした実力はハンパではなかった。あるホテルマンが振り返る。
「ワインのイベントが行われた時、堂々とお犬様をお連れになりました。もちろん会場内に入れないので、出迎えたイベント主催者に『この子、よろしく』とリードを手渡していましたね。『もう彼女は呼ばないから』という言葉に思わず泣けてきました」
 ワガママ道“身勝手流”の師範代、川島の前では相武の技など“赤ワインの血”すら流れないのだった。
 中堅戦は歌姫対決。とはいえ、歌手としての実績では浜崎あゆみ(33)が断然、有利。misono(27)はやはり“おバカ”なりのワガママで対抗する。
「焼き肉が食べたくなれば先輩に電話して、苦手な寿司店でも強引に合流しちゃう。その手口は絶妙で『お寿司につきあったのだから次は焼き肉よ』と、自分のペースに持ち込むんです」(民放局関係者)
 ところが、浜崎はCDのセールス同様に、ワガママもスケールがデカい。
「あゆは航空機移動で、出発予定時間の直前に航空会社に電話で『離陸を待たせて』と、1時間以上の変更を要求。乗り込んでも、『ファーストクラスに何で子供がいるのよ!』とブチ切れて、CAを困惑させました」(音楽業界関係者)
 姉でもかなわない浜崎に妹のmisonoは敵ではなかったのだ。

美女のワガママ技が凄い!
 ベテラン勢の2勝1敗で迎えた副将戦は「ガチンコ美女」の登場だ。
 長いリーチを有効に活用して、スタッフたちに“ワガママパンチ”を繰り出すのは、松嶋菜々子(38)だ。
 日テレ関係者が言う。
『家政婦のミタ』では、『子供の行事中心』の松嶋スケジュールに合わせ、週末の撮影はNG、泊まりの地方ロケはNGなど、厳しい制約がありました。また、お肌のために食事にうるさいので、松嶋用の特注弁当を発注する弁当専門ADも配するなど、注文の多さはNO1です」
 しかも、スタッフと名の付く相手には容赦がない。
「出産費用が100万円オーバーと言われる有名病院でも、ナースコールで病院スタッフを呼びつけ、松嶋は『それ、落ちたから拾ってくれる』と言い放ったそうです」(芸能記者)
 相手を選び、注文をつける松嶋に対し、戸田恵梨香(23)は相手を選ばない。
「戸田は石橋貴明(50)に楽屋裏で無愛想を貫き通したり、山下智久(26)の足を踏みつけ、ジャニーズファンを敵に回すなんてこともありました。昨年の月9ドラマ『大切なことはすべて君が教えてくれた』では、映画の撮影とも重なり、戸田は不機嫌。共演者の三浦春馬(22)と武井咲(18)に、監督顔負けのダメ出しでビクビクさせたのは有名な話です」(前出・芸能記者)
 本誌は大物でもひるまない戸田に軍配を上げたい。
 いよいよ迎えた大将戦は長澤まさみ(24)と藤原紀香(40)の激突だ。自慢の巨乳対決といきたいところだが、今回はあくまでワガママ勝負。両者の華麗な“戦歴”を芸能レポーターが話す。
「長澤はドラマで共演した俳優の濱田岳(23)を役名の『ツル』と呼び捨てにし、『ツル、お茶買ってきて!』と顎で使いまくり、その頃から『姫キャラ』が定着しています。藤原も元夫の陣内智則(38))の遅刻騒動で、マンションのコンシェルジュに、『(陣内が)出て行く時間を知っているんだから連絡してくれればいいのに』と、『女王様』ばりの発言が発覚しました」
 離婚後に発覚した藤原の交際相手はお金持ちのアナリスト。そのせいか、「女王様発言」が加速しているという。前出・レポーターが続ける。
「藤原が主演するミュージカル『キャバレー』の再演に伴い、在阪局の応接室で打ち合わせが行われた時、彼女が『加湿器を10台ほど用意して』と注文。しっかり10台を稼働させて待機していると、到着した藤原は『暖房も止めて』と真冬にもかかわらず指示を出したそうです」
 対する長澤も、空調にはうるさいタイプだ。
「昨年の夏に出演した『24時間テレビ』で、長澤は控え室に入ったとたん、『冷房を止めて』と発言。日本武道館ではスタッフが駆け回り、汗を流すような状況下だというのに、自分勝手極まりない」(日テレ関係者)
 長澤のワガママは節電効果を生んだ。“不発”ということで、藤原の勝利だろう。ベテラン勢の勝利を決めた今大会のMVP「ワガママ女王」は、やはり“ノリカ様”で決定!

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