芸能

「不謹慎だ!」実写版「天才バカボン」が視聴者から批判された理由

20160315ueda

 3月11日に放送されたテレビドラマ「天才バカボン~家族の絆」(日本テレビ系)の視聴率が12.2%だったことがわかった。同ドラマは故・赤塚不二夫のギャグマンガ「天才バカボン」の実写化作品として注目を集めた。

「バカボンのパパ役を『くりぃむしちゅー』上田晋也、バカボン役を『おかずクラブ』オカリナが務めるなどキャストの話題性もあり、視聴率はまずまずだった。しかし、日テレによる昭和漫画の実写化といえば、昨年の『ど根性ガエル』がありますが、その作品も初回13.1%を記録したものの、以降は6%台まで下落。そのため今後、『バカボン』が連ドラ化されたとしても、物珍しさで集まった初回視聴者を逃してしまう可能性があります」(テレビ誌記者)

 内容に関しては「上田の演技がキツイ」「意外とおもしろかった」などと賛否が分かれ、他にもバカボンの弟・ハジメちゃんを演じた子役の早坂ひららの演技が凄いと、ネットでは放送後も話題になっている。

 だが、そんな視聴者の声の中には、ドラマの内容以上に放送日に対する批判が殺到しているという。

「『バカボン』の放送された日が、東日本大震災が起きた3月11日だったため、『天才バカボン』というタイトルが“天災”を思わせると、一部の視聴者が激怒したのです。内容には問題がなかったものの、ネットでは、『なぜよりによってこの日なんだ?』『不謹慎だろう』という声が飛び交いました」(前出・テレビ誌記者)

 またこの日は「ミュージックステーション」(テレビ朝日系)に出演した「オリエンタルラジオ」による音楽ユニット「RADIO FISH」が“天災”という歌詞を急遽“天才”と書き換えて歌ったことで、被災者への配慮が注目された。

 サブタイトルに「家族の絆」と入れてあることから、日テレがあえてこの日を選んだ可能性は高そうだが、視聴者がこれほど過敏な反応をしてくることは読めなかったようだ。

(森嶋時生)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<マイクロスリ―プ>意識はあっても脳は強制終了の状態!?

    338173

    昼間に居眠りをしてしまう─。もしかしたら「マイクロスリープ」かもしれない。これは日中、覚醒している時に数秒間眠ってしまう現象だ。瞬間的な睡眠のため、自身に眠ったという感覚はないが、その瞬間の脳波は覚醒時とは異なり、睡眠に入っている状態である…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<紫外線対策>目の角膜にダメージ 白内障の危険も!?

    337752

    日差しにも初夏の気配を感じるこれからの季節は「紫外線」に注意が必要だ。紫外線は4月から強まり、7月にピークを迎える。野外イベントなど外出する機会も増える時期でもあるので、万全の対策を心がけたい。中年以上の男性は「日焼けした肌こそ男らしさの象…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , , , |

    医者のはなしがよくわかる“診察室のツボ”<四十肩・五十肩>吊り革をつかむ時に肩が上がらない‥‥

    337241

    最近、肩が上がらない─。もしかしたら「四十肩・五十肩」かもしれない。これは肩の関節痛である肩関節周囲炎で、肩を高く上げたり水平に保つことが困難になる。40代で発症すれば「四十肩」、50代で発症すれば「五十肩」と年齢によって呼び名が変わるだけ…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄秘話】「山一抗争」をめぐる記事で梅宮辰夫が激怒説教「こんなの、殺されちゃうよ!」
2
神宮球場「価格変動制チケット」が試合中に500円で叩き売り!1万2000円で事前購入した人の心中は…
3
巨人で埋もれる「3軍落ち」浅野翔吾と阿部監督と合わない秋広優人の先行き
4
永野芽郁の二股不倫スキャンダルが「キャスター」に及ぼす「大幅書き換え」の緊急対策
5
「島田紳助の登場」が確定的に!7月開始「ダウンタウンチャンネル」の中身