芸能

「ダメ恋」続編の声を阻む、ディーン・フジオカのタトゥー問題

20160322fujioka

 NHKの朝ドラ「あさが来た」で大ブレイクし「五代ロス」なる現象を生んだディーン・フジオカ。15日に最終回を迎えた出演ドラマ「ダメな私に恋してください」(TBS系)でも、ドSながらいざというときには頼りになる主任を演じ、今度は「主任ロス」を訴える視聴者が続出。「ダメ恋」続編を望む声が後を絶たない。

 ディーンは日本生まれの日本育ちでありながら、芸能活動をスタートさせたのが香港だったため、芸名もカタカナの逆輸入俳優。だが、日本で人気が出れば出るほど、国内の芸能活動において危惧されるのがタトゥーだ。特に、左肩から二の腕にかけてある虎の絵は、俳優活動をするにあたり大きな弊害になりそうなのだ。

「海外では、FBI捜査官役も学校の先生も医者の役でもタトゥーは問題になりません。もちろん隠すこともなく撮影されています。ですが、日本ではまだまだ受け入れがたいようですね」(テレビ誌記者)

 そもそも、タトゥーの意味が、日本と欧米では違うようだ。

「例えば海外で兵士がタトゥーを入れるのは、もしも戦場で爆破されて体がバラバラになったとしても、個体識別の幅が広がるから。また、漁師なども遭難したときのために入れることが多い。北国の漁師のために妻が編むアラン模様のセーターと同じ意味があるんです。しかし日本の場合は、罪を犯した証として彫り物を入れたり、渡世人が多く入れていたことからイメージが悪いし一般社会は受け入れがたい。これはもう、歴史的にタトゥーの成り立ちが違うから、どうしようもありません」(サブカル誌編集者)

 日本でタトゥーが市民権を得るのは、まだまだ遠い先のようだ。

(李井杏子)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    デキる既婚者は使ってる「Cuddle(カドル)-既婚者専用マッチングアプリ」で異性の相談相手をつくるワザ

    Sponsored

    30〜40代、既婚。会社でも肩書が付き、責任のある仕事を担うようになった。周囲からは「落ち着いた」なんて言われる年頃だが、順調に見える既婚者ほど、仕事のプレッシャーや人間関係のストレスを感じながら、発散の場がないまま毎日を過ごしてはいないだ…

    カテゴリー: 特集|タグ: , |

    これから人気急上昇する旅行先は「カンボジア・シェムリアップ」コスパ抜群の現地事情

    2025年の旅行者の動向を予測した「トラベルトレンドレポート2025」を、世界の航空券やホテルなどを比較検索するスカイスキャナージャパン(東京都港区)が発表した。同社が保有する膨大な検索データと、日本人1000人を含む世界2万人を対象にした…

    カテゴリー: 社会|タグ: , , , |

    コレクター急増で価格高騰「セ・パ12球団プロ野球トミカ」は「つば九郎」が希少だった

    大谷翔平が「40-40」の偉業を達成してから、しばらくが経ちました。メジャーリーグで1シーズン中に40本塁打、40盗塁を達成したのは史上5人目の快挙とのこと、特に野球に詳しくない私のような人間でも、凄いことだというのはわかります。ところで、…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , |

注目キーワード

人気記事

1
【戦慄情報】大量戦死者が出る!暴動に怯える金正恩は北朝鮮「ウクライナ派兵部隊」の家族を「人質として強制隔離」
2
「妊娠と出産は女性を賢くする」「ガンを防ぐ」習近平が推進する「ドアホ少子化対策」に中国女性が一斉反発
3
阪神・大山悠輔「FA移籍」が現実味を帯びて「大本命=巨人・大穴=西武」の球団事情
4
「大丈夫なのか」メジャー球界が歓迎しない中日・小笠原慎之介の「経歴」
5
青学が勝った時と同じ!「3代目山の神」が分析した2冠・国学院大学の「箱根駅伝初V」展望