芸能

フジテレビのステマ?福山雅治「ラヴソング」が低視聴率でも高評価のワケ

20160420fukuyama

 爆死発進の月9ドラマ「ラヴソング」(フジテレビ系)に対して、関係者やファンから作品を評価する声があがっているという。評価が高いのに視聴率は低いというのもおかしな話だが、前クールの「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」から続くこの“不自然なまでのヨイショ”ぶりについて、テレビ誌のライターが語る。

「他のドラマでは、視聴率や内容を横に置いて『評価が高い』ともてはやすことはほとんどありません。それゆえ月9だけが2作連続で高評価を受けるのは異様に思えます。そんな『ラヴソング』と『いつ恋』に共通するのは、やたらと社会派ドラマをアピールしていること。しかし社会派だから良質というものではないはずです」

 その「いつ恋」ではSNSを一切使わない若者を描き、「ラヴソング」では定宿を持たずに女性の部屋に転がり込む昭和的な主人公が登場。まさに時代錯誤のオンパレードなのだが、そんなドラマを無定見に持ち上げるのは一体どうしたことか。前出のテレビ誌ライターが指摘する。

「こういった評価に共通するのは、制作陣の声を織り込むなどドラマ側の裏事情を紹介している点です。しかし、視聴者にとっては画面に映るものがすべてであって、制作陣の考えは評価の対象ではないはず。そんな裏側を紹介することでドラマの印象を操作しようとするのは、まさにステマ的な手法だと言えるでしょう」

 もっともネットリテラシーの高い現代の視聴者がこんなステマに踊らされることはないはず。相変わらずテレビ局はネットの使い方が不得手のようだ。

(金田麻有)

カテゴリー: 芸能   タグ: , , ,   この投稿のパーマリンク

SPECIAL

アサ芸チョイス:

    ゲームのアイテムが現実になった!? 疲労と戦うガチなビジネスマンの救世主「バイオエリクサーV3」とは?

    Sponsored

    「働き方改革」という言葉もだいぶ浸透してきた昨今だが、人手不足は一向に解消されないのが現状だ。若手をはじめ現役世代のビジネスパーソンの疲労は溜まる一方。事実、「日本の疲労状況」に関する全国10万人規模の調査では、2017年に37.4%だった…

    カテゴリー: 特集|タグ: , , , |

    藤井聡太の年間獲得賞金「1憶8000万円」は安すぎる?チェス世界チャンピオンと比べると…

    日本将棋連盟が2月5日、2023年の年間獲得賞金・対局料上位10棋士を発表。藤井聡太八冠が1億8634万円を獲得し、2年連続で1位となった。2位は渡辺明九段の4562万円、3位は永瀬拓矢九段の3509万円だった。史上最年少で前人未到の八大タ…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , |

    因縁の「王将戦」でひふみんと羽生善治の仇を取った藤井聡太の清々しい偉業

    藤井聡太八冠が東京都立川市で行われた「第73期ALSOK杯王将戦七番勝負」第4局を制し、4連勝で王将戦3連覇を果たした。これで藤井王将はプロ棋士になってから出場したタイトル戦の無敗神話を更新。大山康晴十五世名人が1963年から1966年に残…

    カテゴリー: エンタメ|タグ: , , , , , |

注目キーワード

人気記事

1
JR東日本に続いて西と四国も!「列車内映像」使用NG拡大で「バスVS鉄道旅」番組はもう作れなくなる
2
大谷翔平が「嘘つき」と断言した元通訳・水原一平の潜伏先は「ギャンブル中毒の矯正施設」か
3
【ボクシング】井上尚弥「3階級4団体統一は可能なのか」に畑山隆則の見解は「ヤバイんじゃないか」
4
リストラされる過去の遺物「芸能レポーター」井上公造が「じゅん散歩」に映り込んだのは本当に偶然なのか
5
舟木一夫「2年待ってくれと息子と約束した」/テリー伊藤対談(3)